美濃加茂事典
南野遺跡(みなみのいせき)
加茂野町加茂野に所在。壁土の採土中に発見されたもので、約80㎡について調査した。調査は、南山大学や岐阜県立関高校社会研究部によって、1967(昭和42)年に実施。4棟の竪穴住居が検出され、弥生土器、土師器、須恵器、石器類が出土した。それらは、弥生時代中~後期、古墳時代後期(5世紀後半から6世紀前半)に比定される。なおSB01(竪穴住居)から出土した広口壺・パレス壺・袋状の口縁をもつ甕は、岐阜県の弥生時代後期初頭(Ⅴ-1様式)における本地域の標識となる資料である。
【基本図書】『市史/通史編』p159
【図書資料】№4『南野遺跡発掘調査報告』
【データベース】みのかもを考古学しよう! 南野遺跡
【展示情報】企画展2006「土に残る記憶Ⅳ 古墳と古代」、企画展2009「なつやすみ歴史探検」
【図書資料】№4『南野遺跡発掘調査報告』
【データベース】みのかもを考古学しよう! 南野遺跡
【展示情報】企画展2006「土に残る記憶Ⅳ 古墳と古代」、企画展2009「なつやすみ歴史探検」