美濃加茂事典
大巻伸嗣(おおまきしんじ)
 1971(昭和46)年、岐阜市生まれ。様々な素材を用い、国内外でダイナミックな空間芸術を制作し続け、失われるものと再生するもの、光と影、重力、時間の絶え間ない変容を表現し続けている。 当館での企画展に向けて滞在し、計8日間で一般の参加者とともに「世界を創造する」アートプロジェクトを開催。作家の指揮のもと、制作者は自らこの「世界」の創造主として宇宙の始まりからこの地球の歴史の展開をイメージし、その変容を身体と画材を使って描くことを試みた。絵の具、ペンキ、クレヨンなどを大量に使い、時には心身を解き放つような激しいアクションを伴いつつ、膨大な時間を凝縮した壮大な「世界」の変転を表現した。2016年、岐阜県美術館の円空賞受賞。
【作家情報】大巻伸嗣
【図書資料】№23383『the creation 大巻伸嗣 世界のつくりかた』、№23588『トーキョーワンダーサイト 2001-2006 東京が』
【美術工芸作品】№1098《遺跡№13》、№1099《Metabolism》、№1100《The Born》、№1101《Element #1》、№1102《Diary #1》、№1103《Diary#2》、№1104《遺跡№1》、№1105《遺跡№14》、№1106《遺跡№15》
【展示情報】企画展2014「世界のつくり方 大巻伸嗣展」