美濃加茂事典
美濃加茂市美術展(みのかもしびじゅつてん)
 美濃加茂市制が施行された翌年の1954(昭和29)年度に始まり、一般市民の創作品を発表する場、市民の交流の場として年一回開催している美術の公募展。日本画、洋画、彫刻・彫塑・工芸、書、写真の部門を基本とし、歴代の審査員には美濃加茂市出身・在住の作家である坂井範一座馬井邨松永優渡辺浩小林文一堀江良一山田隆夫などがいる。会場は太田公民館、中央公民館、中濃体育館、美濃加茂市文化会館を経て、2000(平成12)年のみのかも文化の森の開館後は美濃加茂市民ミュージアムで開催されている。市民の意見聴取の会を開くなど、時代に合わせて変化しながら毎年継続し、2015年に第60回を迎えた。