加茂郡太田町生まれの教師・水彩画家(1928～2013)。美術教師として多くの子供に美術を教える傍ら、大らかな筆致の水彩画を描き続けた。1951(昭和26)年には、水彩画専門の絵画団体展「日本水彩展」に初入選を果たした。1955年、武蔵野美術学校西洋科を卒業した。一般市民の公募展である岐阜県美術展や美濃加茂市美術展の審査員を務めた。美濃加茂市に暮らし、木曽川の風景を描くことをライフワークにした。作品は美濃加茂市内の文化施設や学校などに掛けられており、市民に親しまれている作家の一人である。