美濃加茂事典
太田宿(おおたしゅく)
日本橋から数えて52番目の中山道の宿場。伏見宿へ2里、鵜沼宿へ2里。宿場の長さは約6町14間で、上町、中町、下町に分かれる。枡形がある。本陣、脇本陣が中町に各1軒、旅籠が約20軒、問屋が3軒あった。本陣は福田家、脇本陣は林家が勤めた。中山道難所の一つである太田の渡しを控え、増水などにより人々が滞留せざるを得ないこともあった。
【基本図書】『市史/通史編』p492,493,504~530,605~611,619 、『市史/民俗編』p20,21