美濃加茂事典
岩滝山(いわたきやま)
 山之上地区北東、川辺町西栃井の境にある山。鬼がいたという伝説があり鬼飛山ともいわれる。標高290.9㍍。江戸時代中期、臨済宗中興の祖といわれる江戸時代の僧・白隠禅師(1685~1768)が、正徳年間に岩滝山とふもとの賑済寺で修行したことで知られる。座禅をしたと伝えらえる大きな「座禅岩」があり、美濃加茂市指定史跡となっている。岩滝山は里からの景観が素晴らしく、昭和の初めに「濃飛十勝」の旧跡に選定、昭和8(1953)年5月に岐阜日日新聞社によって記念碑が建てられた。
【基本図書】『市史/民俗編』p444,445,471
【図書資料】№26105『まちのいいものよいところ 山之上展』
【展示情報】企画展2017「まちのいいものよいところ 山之上展」