美濃加茂事典
檀道圓極(だんどうえんぎょく)
 江戸時代中期の僧侶(~1739?)。山之上村(中之番)の仙石家に生まれ興正寺第5世を継いだ妙竜諦忍(みょうりゅうたいにん)を、山之上の神護寺(現在の岩滝山賑済寺)において指導したとされる。仙石家の墓地(中之番)に檀道圓極の墓碑がある(元文4年銘)。圓極は、宝暦年間、修行中の白隠岩滝山で時期をともにしており、その縁で圓極の弟子諦忍と白隠との間に交流があった。1752(宝暦2)年の10月の記録には、白隠から諦忍に対して書画などが贈られたことが記されている。
【図書資料】№26105『まちのいいものよいところ 山之上展』
【展示情報】企画展2017「まちのいいものよいところ 山之上展」