美濃加茂事典
知の積層(ちのせきそう)
 美濃加茂市中央図書館の正面玄関に立つ石の彫刻で、下米田出身の歴史学者・津田左右吉の記念碑。美濃加茂市太田町出身の彫刻家・佐光庸行が1987(昭和62)年に制作した。この彫刻は「自分の背丈以上の原稿を一生のうちに書きたい」という津田の思いをイメージして作られた。高く積み重なる石が紙のように軽やかに曲線を描き、知的な場に相応しい静謐な面持ちである。
【作家情報】佐光庸行
【図書資料】№3488『津田左右吉物語 マンガで読む郷土の偉人伝』