1914(大正3)年、加茂郡八百津町久田見生まれ。後、土屋秋雄。
加茂農林学校卒業後、助手として勤務。
長尾和男と共に木彫部の活動を支える。1934(昭和9)年、実業教育五十周年記念博覧会に選ばれ、上野の東京科学博物館で開催された全国産業博覧会に長尾、十名の木彫部員と共に木彫の実演をした。その後、下米田小学校、古井小学校で教員として勤務、1939(昭和14)年以降二度の出征。帰国後は農業に従事。戦時中、出征する人に桑の木で彫った達磨像を贈った。2002(平成14)年に開催された「
さちや」創刊50周年記念展では土屋家で大切に保存されていた木彫作品が展示された。