美濃加茂事典
キレンジャク(きれんじゃく)
冬鳥。市街地から林地まで広く、群れで行動することの多い野鳥。尾羽の先が黄色い。いろいろな木の実を食す。食した木の実の種子はフンとともに排泄されるが、キレンジャクのフンは粘着性があり、種子をとり囲んだねばねばのフンは、時に木の枝にとどまり、そこで芽生えるヤドリギなどの植物もある。
冬季、市内の中山道会館周辺に集団でやって来て、ヤドリギの実を食す姿が、愛好家に人気を博している。
【動物図鑑】№4617
【展示情報】企画展2006「生きる・くらす 鳥とひと展」