美濃加茂事典
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大般若経写経本
(だいはんにゃきょうしゃきょうぼん)
美濃加茂市加茂野町・
法幢寺
に伝わる大般若経写経本は、江戸時代と思われる2、3の補写・転入を除き、南北朝時代(延文末年から貞治2年ごろ)の写経になる手書き600巻がすべて揃った経典である。遠江国浜名大谷郷の高栖庵から移管されたもので、高栖庵の弘脱ほか少数の大谷郷の村人たちによって書写されたことがわかる。昭和56(1981)年、市有形文化財に指定。
【基本図書】『市史/民俗編』p407,408
【図書資料】
№18
『美濃加茂の文化財―改訂版―』、
No.3501
『市民のための美濃加茂の歴史』p110
【データベース】「美濃加茂市の文化財」指定文化財一覧
大般若経写本
(市指定)