美濃加茂市の指定文化財
紙本著色釈迦十六善神図(しほんちゃくしょくしゃかじゅうろくぜんしんず)

| 区分: | 県重要文化財 |
| 種別・種目: | 絵画 |
| 時代: | 室町時代 |
| 大きさ: | 126×56.5㎝ |
| 所在地: | 蜂屋町上蜂屋 |
| 所有者(管理者): | 瑞林寺 |
| 指定年月日: | 1974年(昭和49年3月6日) |
解説
蜂屋・瑞林寺に伝わる十六善神図です。室町時代の作と推定されます。十六善神図とは大般若経とその護持者を守護する善神を描くものです。本図は釈迦を中央に、左右に文殊、普賢菩薩および法涌(ほうゆう)、常蹄(じょうてい)菩薩を置き、下方に深沙大将(じんじゃだいしょう)と玄奘三蔵、その周りを十六善神が囲むような形で表されます。作品は、破損が目立ち折れ目が多いですが、筆法や筆力、著色からは技法が熟達していることがわかります。