美濃加茂事典
切干し大根の煮物(きりぼしだいこんのにもの)
 干した大根を野菜と共に煮たもの。冬、漬物にした残りの大根を「さき干し」や「切干し」にして保存していた。「さき干し」は薄く切った大根を端から途中まで割いて、紐でつるし干すのに対して、「切干し」は「大根つき」と呼ばれる道具で細く切り出した大根を「ザル」や「むしろ」に並べて干す。食べるときは水でもどし、にんじん、油揚げとともに炒め、戻した汁とみりん、酒、しょうゆで煮る。

【基本図書】『市史/民俗編』p176
【図書資料】№703『聞き書 岐阜の食事』p157