美濃加茂事典
平川祐樹(ひらかわゆうき)
 1983年生まれ。名古屋学芸大学大学院メディア造形研究科修士課程を修了。事物や場所に宿る「時間」や「記憶」を主題とした映像作品を制作する。近年は、ドイツでのレジデンスの活動に取り組む。文化庁メディア芸術祭他で受賞多数。その表現はフィールドワークに基づく映像を主軸としながら、写真や物の展示を併せた空間構成へと広がりを見せる。2013年の当館での滞在制作では所蔵品の自然史資料の珪化木に着目した映像インスタレーションを発表。更に、ミュージアムの森に立っていた、落雷に遭った1本の樹を巡る映像作品を制作した。
【作家紹介】平川祐樹
【図書資料】№22372『平川祐樹 眠りにつくまで』、№22392『あいちトリエンナーレ 2013 揺れる大地 -われわれはどこに立っているのか:場所、記憶、そして復活』
【美術工芸作品】№897《In the mist of time》、№908《雷の樹-火影》、№909《雷の樹-185年の落下》
【展示情報】企画展2013「平川祐樹 眠りにつくまで」