美濃加茂事典
にしみまど(にしみまど)
 1997年の美濃加茂彫刻シンポジウムで制作された小島久弥の作品。当館敷地の西側、太郎洞池の縁にあり、穴をのぞいて池の水と対岸の木々と空を見る彫刻。真西に向かって立っているため春分の日と秋分の日の日没、真西に落ちる太陽を「にしみまど」から眺めることができる。また彫刻設立の10年後の2007年に当館で小島久弥展を開催した際には、この「にしみまど」を使った映像作品を新たに撮影した。2015年9月23日には「にしみまどで西をみる」というイベントを開催した。