美濃加茂事典
(ふいご)
 金属の製錬、精錬、鋳造などで、炉の火力を高めるために用いる送風道具。取っ手を前後させ風を送る。風をつくる部分にタヌキの皮を張って風を逃げないようにした。かつては、野鍛冶が村々にあり、耕作者の好みを聞きながら刃先の角度や大きさを調整した。
【基本図書】『市史 民俗編』p179,180,245
【民俗資料】フイゴ№219№716№957№1155、鍛冶用ふいご№1389
【データベース】「昔のくらしの道具」その他 フイゴ(鞴)