美濃加茂市の指定文化財
山之上の獅子芝居(まのうえのしししばい)

区分: | 市無形民俗文化財 |
種別・種目: | |
時代: | 江戸時代初期 |
大きさ: | |
所在地: | 山之上町西洞 |
所有者(管理者): | 同保存会 |
指定年月日: | 1973年(昭和48年3月16日) |
解説
山之上町西洞の宮腰に鎮座する十二社神社は、社伝によれば、湯浅道牧の子新六という人が、字堂洞にあった観世音を信仰し、天正11(1583)年に熊野三社を勧請したと伝わります。獅子芝居は、この神社の毎年4月2日・3日の祭礼において行われている民俗芸能です。今から400年ほど前の慶長年間に神社がここに移され神楽舞と稚児の舞が奉納したのを起源とし、江戸時代中期から獅子芝居がこれに加わるようになったと伝えられます。獅子を主役とした素朴な芝居は昔ながらの風情を残していますが、後継者不足などからここ数年衰亡の危機にあります。