美濃加茂事典
津田左右吉博士顕彰会(つだそうきちはかせけんしょうかい)
 津田左右吉博士の功績をたたえ後世に伝えるために1984(昭和59)年に設立された。当時の会員数は559名。初代会長は元・下米田小学校長の尾関公見生誕地に記念碑標柱を設置(1984年12月)、津田の信念をイメージした彫刻「知の積層」(佐光庸行作)を新築の東図書館に設置(1987年)、下米田小学校に胸像を設置(1992年)するなど、市民に対して津田左右吉への理解を深め身近な存在となるよう活動を行っている。一方、1985年から津田博士の学問の対する熱意を子どもたちに受け継いでほしいという願いから「津田左右吉賞」を設け、児童生徒から広く作文を募集し毎年優秀者の発表会を開催している。
【図書資料】№14721『写真で見る美濃加茂市五〇年』p10,11,34、№18802『津田左右吉 -その人と時代-』p28、№29341『第4回津田左右吉賞 少年の作文発表会作文集 郷土に輝く文化の光』
【歴史資料】№2472 「胸像建立記念誌 津田左右吉博士」、№2543「マンガで読む郷土の偉人伝津田左右吉物語」
【データベース】〈美濃加茂の人物〉「津田左右吉
【交流】〈人物をたたえる活動〉「津田左右吉博士顕彰会