美濃加茂事典
旧太田宿本陣門(きゅうおおたしゅくほんじんもん)
 旧中山道の旧太田宿本陣の西門。1993(平成5)年8月に美濃加茂市指定有形文化財に指定される。一間の薬医門で両袖に半間の塀を付属する。本陣の面影はないが旧本陣の当時を知る遺構として貴重である。文久元(1861)年の和宮通行時の建築とされ、昭和時代に現在位置に移築された。本陣の門はこの福田家西門のほかに東門が現存し、一時西福寺山門として利用され、現在、中山道会館に移設され展示されている。
【基本図書】『市史/通史編』p506~508、『市史/民俗編』p20,21、『市史/史料編』p633
【図書資料】№906『中山道 美濃十六宿』、No. 916『中山道太田宿の歴史(岐阜県郷土歴史資料研究協議会会報)』、No. 2775『旧中山道太田宿調査報告2(町並)』、No. 2805『旧中山道太田宿調査報告書1(民家)』、No.3501『市民のための美濃加茂の歴史』p43,44、No.5735『東海道宿驛と其の本陣の研究』、№14721『写真で見る美濃加茂市五〇年』p43、No. 17952『中山道太田宿(美濃加茂ふるさとファイル№11)』、No. 22321『中山道太田宿に生きた人々の系譜』
【歴史写真】№90「福田太郎八と本陣正門」
【データベース】[地域の文化資源→美濃加茂市の指定文化財一覧→旧太田宿本陣門