美濃加茂事典
白隠筆書跡(はくいんひつしょせき)
 山之上の賑済寺にのこる白隠筆の書跡。5幅が1973(昭和48)年に市の指定となり、同1973(昭和48)年に岐阜県の重要文化財に指定された。禅味あふれる独特な運筆で表現されている。白隠禅師(1685~1768)は臨済宗中興の祖といわれる江戸中期の禅僧で、正徳5(1715)年から賑済寺の岩滝山で1年9か月の間、厳しい修行を続けた。
【基本図書】『市史/通史編』p301、『市史/民俗編』p401
【図書資料】№18『美濃加茂の文化財 改訂版』、№267『美濃加茂の文化財』、No.3501『市民のための美濃加茂の歴史』p97,106,130、№18645『白隠画墨蹟 <墨蹟篇>』、№20258『美濃の白隠(美濃加茂ふるさとファイルNo.15)』、№30634『墨痕に咲う 美濃の禅画の世界 白隠と仙厓と』
【データベース】[地域の文化資源→美濃加茂市の指定文化財一覧→白隠筆書跡