美濃加茂事典
白隠禅師(はくいんぜんじ)
 臨済宗中興の祖といわれる江戸時代の僧侶(1685~1768)。駿河の生まれ。正徳5年(1715)、山之上・賑済寺岩滝山で1年9か月の間、厳しい修行を続けた。山之上の鹿野善兵衛らが支援した冨士山神社の「濃陽冨士山記」は白隠の最も若いころの書跡として貴重なもので市の指定有形文化財となっている。
【基本図書】『市史/通史編』p567,568、『市史/民俗編』p398,399
【図書資料】№462『岐阜県の地名』 、№3501『市民のための美濃加茂の歴史』p97,106 、№20258『美濃の白隠 (美濃加茂ふるさとファイル№15)』、 №26105『まちのいいものよいところ 山之上展』、No.30634『墨痕に咲う―美濃の禅画の世界 白隠と仙厓と―』