森の日記
【休館中ですが、「やってます」 2021-4】 展覧会レポート:絵になる虫、野の草花 安藤真司の版画とガラス絵
2021/08/27No.554
8月29日まで開催予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて臨時休館となりました。最終週にご来場を予定していてくださったお客様もいらっしゃるかと思います。
そこで展示担当の和歌から、ほんの一部ですが展覧会の内容、展示作品をご紹介します。
④銅版画作品≪深い森の中で Ⅱ≫
描かれている花はバラ、ツバキにダリア。
虫はというと、アゲハ、アオスジアゲハ、オオムラサキ、カラスアゲハ、ギフチョウ、シジミチョウ、ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、タマムシ、カナブン等・・・
この作品は、今回展示したものの中で、登場する虫の数が最も多い大作の版画です。
虫の部分はモノトーンです。
ガラス絵のように色が付いてはいるわけではないのですが、翅の形状や模様の描写から、虫に詳しい方ならその名前が推察できるそうなのです。
文化の森で長年お世話になってきた美濃加茂自然史研究会の安藤志郎先生に、この絵の虫についてお尋ねしたところ、「大きな蝶が描かれている上のほうには、この辺りにはいない南方の蝶が入っているね」と教えて下さいました。
安藤さんは実際に自分で虫を捕まえるだけでなく、虫の標本を買ったり、詳しい知人の方に見せてもらって、標本から絵に描くこともあるのだそうです。
目を凝らして見てみると、ガラス絵にも描かれているオオムラサキの姿もありました。名前がわかると、不思議と絵の世界に近づけたような気持ちにもなるのです。
そこで展示担当の和歌から、ほんの一部ですが展覧会の内容、展示作品をご紹介します。
④銅版画作品≪深い森の中で Ⅱ≫
描かれている花はバラ、ツバキにダリア。
虫はというと、アゲハ、アオスジアゲハ、オオムラサキ、カラスアゲハ、ギフチョウ、シジミチョウ、ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、タマムシ、カナブン等・・・
この作品は、今回展示したものの中で、登場する虫の数が最も多い大作の版画です。
虫の部分はモノトーンです。
ガラス絵のように色が付いてはいるわけではないのですが、翅の形状や模様の描写から、虫に詳しい方ならその名前が推察できるそうなのです。
文化の森で長年お世話になってきた美濃加茂自然史研究会の安藤志郎先生に、この絵の虫についてお尋ねしたところ、「大きな蝶が描かれている上のほうには、この辺りにはいない南方の蝶が入っているね」と教えて下さいました。
安藤さんは実際に自分で虫を捕まえるだけでなく、虫の標本を買ったり、詳しい知人の方に見せてもらって、標本から絵に描くこともあるのだそうです。
目を凝らして見てみると、ガラス絵にも描かれているオオムラサキの姿もありました。名前がわかると、不思議と絵の世界に近づけたような気持ちにもなるのです。

≪深い森の中で Ⅱ≫ 2014年 91.0×60.0cm エッチング、アクアチント、ドライポイント
【休館中ですが、「やってます」 2021-3】 展覧会レポート:絵になる虫、野の草花 安藤真司の版画とガラス絵
2021/08/26No.553
8月29日まで開催予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて臨時休館となりました。最終週にご来場を予定していてくださったお客様もいらっしゃるかと思います。
そこで展示担当の和歌から、ほんの一部ですが展覧会の内容、展示作品をご紹介します。
③ 虫を描くということ・2
カサッという音まで聞こえてきそうなセミのはね。迫真的な虫の絵の数々。薄くて透明感のあるはねの質感までもリアルに表現されています。
安藤さんは、この絵の描き方について、「黒の極細油性ペンで輪郭やはねの模様の線を描いてから、色を塗り重ねていく」と、教えてくださいました。「よく見ると虫の身体には黒い線や点が多いんですよ」とも。
確かに、セミやトンボのはねの「翅脈(しみゃく)」は黒い線、チョウの触覚や毛や模様も黒い線や点が多いです。
必ず実物を見て描くという安藤さんの緻密な描写は、観察に裏付けられているのです。
そこで展示担当の和歌から、ほんの一部ですが展覧会の内容、展示作品をご紹介します。
③ 虫を描くということ・2
カサッという音まで聞こえてきそうなセミのはね。迫真的な虫の絵の数々。薄くて透明感のあるはねの質感までもリアルに表現されています。
安藤さんは、この絵の描き方について、「黒の極細油性ペンで輪郭やはねの模様の線を描いてから、色を塗り重ねていく」と、教えてくださいました。「よく見ると虫の身体には黒い線や点が多いんですよ」とも。
確かに、セミやトンボのはねの「翅脈(しみゃく)」は黒い線、チョウの触覚や毛や模様も黒い線や点が多いです。
必ず実物を見て描くという安藤さんの緻密な描写は、観察に裏付けられているのです。

≪森の記憶から 蝉≫ 2008年 ガラス絵 10.0×10.0cm

≪森の記憶から 蝶≫ 2001年 ガラス絵 9.3×13.6cm
ふりかえり3「だいすき、虫」展 (たまれぽ5)
2021/08/26No.552
同じ種類(仲間)や同じ場所で何年もかけて調査をしてきた標本をお借りして展示しました。時間をかけて調べることで、その種類の仲間が暮らす場所の環境の変化が分かります。調査を続けているなかで、偶然、別の種類のことについて新しい発見もあるそうです。
しかし何よりも、こつこつ、毎日、毎年、何年もかけて調べてきたその積み重ねに「すごい」の声が多く聞こえてきました。
しかし何よりも、こつこつ、毎日、毎年、何年もかけて調べてきたその積み重ねに「すごい」の声が多く聞こえてきました。

こつこつあつめた標本です。

じっさいを目で見られることがひょうほんのみりょく
【休館中ですが、「やってます」 2021-2】 展覧会レポート:絵になる虫、野の草花 安藤真司の版画とガラス絵
2021/08/25No.551
8月29日まで開催予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて臨時休館となりました。最終週にご来場を予定していてくださったお客様もいらっしゃるかと思います。
そこで展示担当の和歌から、ほんの一部ですが展覧会の内容、展示作品をご紹介します。
②虫を描くということ・1
先日、監視スタッフのSさんが教えてくれました。
「ガラス絵のトンボを見て、本物だと思って泣き出してしまったお子様がいました」と。
それを聞いたとき、私は安藤さんが7月25日に「だいすき、虫!」展のトークイベント中にお話されたことを思い出しました。
安藤さんは虫を絵に描くときのことを「絵の中に虫の命を封じ込めていくような感覚があるので、絵を完成させることができたら、それで満足なんです。絵の中で虫が生き続ければ。」と語っていました。
トンボの絵を見てくれたそのお子様は、きっと素直に、豊かな感性を働かせてくれたのでしょう。
怖がらせてしまったようですが、この絵に宿るトンボの命を感じてくれたのだとしたら、絵に込められた思いや真の意図まで伝わっていたのだとしたら、それはとても素晴らしいことと感じました。
そこで展示担当の和歌から、ほんの一部ですが展覧会の内容、展示作品をご紹介します。
②虫を描くということ・1
先日、監視スタッフのSさんが教えてくれました。
「ガラス絵のトンボを見て、本物だと思って泣き出してしまったお子様がいました」と。
それを聞いたとき、私は安藤さんが7月25日に「だいすき、虫!」展のトークイベント中にお話されたことを思い出しました。
安藤さんは虫を絵に描くときのことを「絵の中に虫の命を封じ込めていくような感覚があるので、絵を完成させることができたら、それで満足なんです。絵の中で虫が生き続ければ。」と語っていました。
トンボの絵を見てくれたそのお子様は、きっと素直に、豊かな感性を働かせてくれたのでしょう。
怖がらせてしまったようですが、この絵に宿るトンボの命を感じてくれたのだとしたら、絵に込められた思いや真の意図まで伝わっていたのだとしたら、それはとても素晴らしいことと感じました。
7月25日 虫の作品の前でお話しされる安藤さん

オニヤンマを描いたガラス絵 ≪森の記憶から とんぼ≫ 2008年 13.6×9.2cm
ふりかえり2「だいすき、虫」展 (たまれぽ4)
2021/08/25No.550
わたしたちのまわりには、けっこうたくさんのムシがいます。今回、お二人の方は写真を中心に記録されています。お一人は、ムシの目の高さで。もうお一人はムシの特徴など生態の分かるように。それぞれの見方ですが、どちらも「ムシだいすき」の気持ちがあふれていました。
「いっぱいいるとびっくりするね」「これサトイモ畑で見たよ」など、たくさんの写真を前に、会話の弾む様子でした。
きっと皆さんのスマホやデジカメにもムシの姿がおさめられているのではないでしょうか。
「いっぱいいるとびっくりするね」「これサトイモ畑で見たよ」など、たくさんの写真を前に、会話の弾む様子でした。
きっと皆さんのスマホやデジカメにもムシの姿がおさめられているのではないでしょうか。

ムシめせんの写真

オシャレなカフェのかべがみみたい、とも。
タイトル ふりかえり1「だいすき、虫」展 (たまれぽ3)
2021/08/24No.549
8月29日まで開催を予定していた「だいすき、虫!」展は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための臨時休館をうけ、8月20日に終了しました。多くの方にお出かけいただきありがとうございました。21日、22日にも「だいすき、虫展はまた行いますか?」とか「どうしても観たいけど……。」とのお問い合わせもいただきました。
まだ観ていなかったよ、もう一回観に行くつもりだったよ、というむしだいすきのあなたに、少しだけ展示風景を文化の森HP「森の日記」でご紹介します。
29日までの毎日更新。お楽しみに。
今回、展示室の入り口には4匹のタガメがいました。このうち2匹はそれぞれ市内の小学生のお友達が「死んでいたけど、絶滅危惧種で貴重なので。」「ベランダで死んでいたけど、貴重な生き物と聞いたので。」と文化の森に連れてきてくれました。タガメは一年中、水草が生えているような水のある場所がないと生きられません。かつての田んぼには一年中水があったのですが、最近はそういう田んぼも減りました。加茂地区では、絶滅のおそれのある生き物に選ばれています。
まだ観ていなかったよ、もう一回観に行くつもりだったよ、というむしだいすきのあなたに、少しだけ展示風景を文化の森HP「森の日記」でご紹介します。
29日までの毎日更新。お楽しみに。
今回、展示室の入り口には4匹のタガメがいました。このうち2匹はそれぞれ市内の小学生のお友達が「死んでいたけど、絶滅危惧種で貴重なので。」「ベランダで死んでいたけど、貴重な生き物と聞いたので。」と文化の森に連れてきてくれました。タガメは一年中、水草が生えているような水のある場所がないと生きられません。かつての田んぼには一年中水があったのですが、最近はそういう田んぼも減りました。加茂地区では、絶滅のおそれのある生き物に選ばれています。

主役はタガメ

たまちゃんとタガメ
【休館中ですが、「やってます」 2021-1】 展覧会レポート:絵になる虫、野の草花 安藤真司の版画とガラス絵
2021/08/24No.548
安藤真司さんの作品を展覧する収蔵品展は8月29日まで開催予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて臨時休館となりました。
最終週にご来場を予定していてくださったお客様もいらっしゃるかと思います。
そこで展示担当の和歌から、ほんの一部ですが展覧会の内容、展示作品をご紹介します。
①ガラス絵の不思議
鮮やかな色が目を引く小さなガラス絵です。広げたはね、緑と青の色が輝くようです。
この虫は一体何でしょう?
私はこんな美しい虫を見たことがなかったので安藤さんに名前を聞き、図鑑と照合しました。
「オキナワルリチラシ」Eterusia aedea
チョウ目マダラガ科ホタルガ亜科
安藤さんはこの絵を油性ペンとアクリル絵の具で描いたそうですが、
図鑑の写真と比べると、安藤さんの写実の確かさ、技術の高さに驚かされます。
しかもこの作品、実は少し下から仰ぎ見ると絵具が輝いて、とても美しいのです。
虫の身体には、よく見ると確かに独特の金属的な光沢がある、
ということに気づかせてくれる作品です。
最終週にご来場を予定していてくださったお客様もいらっしゃるかと思います。
そこで展示担当の和歌から、ほんの一部ですが展覧会の内容、展示作品をご紹介します。
①ガラス絵の不思議
鮮やかな色が目を引く小さなガラス絵です。広げたはね、緑と青の色が輝くようです。
この虫は一体何でしょう?
私はこんな美しい虫を見たことがなかったので安藤さんに名前を聞き、図鑑と照合しました。
「オキナワルリチラシ」Eterusia aedea
チョウ目マダラガ科ホタルガ亜科
安藤さんはこの絵を油性ペンとアクリル絵の具で描いたそうですが、
図鑑の写真と比べると、安藤さんの写実の確かさ、技術の高さに驚かされます。
しかもこの作品、実は少し下から仰ぎ見ると絵具が輝いて、とても美しいのです。
虫の身体には、よく見ると確かに独特の金属的な光沢がある、
ということに気づかせてくれる作品です。

≪蝶≫ 2014年 ガラス絵 10.0×10.0cm
限定展示「トンボの幼虫のヤゴのぬけがら」のご案内
2021/08/04No.547
「だいすき、虫!」展の限定展示「トンボの幼虫のヤゴのぬけがら」が始まりました。
「だいすき、虫」展の中の「林さんのだいすき、虫!」でご紹介しています、トンボの幼虫のヤゴのぬけがら。林さんは毎年調査をされていますが、2004年にコツコツ収集したぬけがらたちを展示しています。「川の護岸のコンクリートの所で見つけることができるけど、雨が降って水が増えると流されてしまうんだよ。」とおっしゃっていました。
あわせてトンボの羽化の様子の写真もご紹介しています。
期間限定の「トンボの幼虫のヤゴのぬけがら」は、8月14日まで、展示ホールで展示中です。
だいすき、虫展は、8月29日までの開催です。
「だいすき、虫」展の中の「林さんのだいすき、虫!」でご紹介しています、トンボの幼虫のヤゴのぬけがら。林さんは毎年調査をされていますが、2004年にコツコツ収集したぬけがらたちを展示しています。「川の護岸のコンクリートの所で見つけることができるけど、雨が降って水が増えると流されてしまうんだよ。」とおっしゃっていました。
あわせてトンボの羽化の様子の写真もご紹介しています。
期間限定の「トンボの幼虫のヤゴのぬけがら」は、8月14日まで、展示ホールで展示中です。
だいすき、虫展は、8月29日までの開催です。

「だいすき、虫」展 特別展示

トンボのヤゴ
2021年度の博物館実習を行いました
2021/07/31No.546
7月27日から7月31日までの5日間、博物館の専門職員である学芸員の資格取得を目指す7名の大学生の皆さんが、美濃加茂市民ミュージアムで博物館実習をしました。
博物館の理念や展覧会の企画と運営、歴史や考古、美術、民俗、自然の各分野の博物館資料の取り扱い、学校活用の実際など、多岐にわたる博物館の業務について、講義を聞いたり、実際に体験したりしました。
写真は資料を害する虫のくん蒸作業のため、くん蒸場所まで運び出す作業の様子とくん蒸時にいれる害虫サンプルについて説明を受けている様子です。
博物館の理念や展覧会の企画と運営、歴史や考古、美術、民俗、自然の各分野の博物館資料の取り扱い、学校活用の実際など、多岐にわたる博物館の業務について、講義を聞いたり、実際に体験したりしました。
写真は資料を害する虫のくん蒸作業のため、くん蒸場所まで運び出す作業の様子とくん蒸時にいれる害虫サンプルについて説明を受けている様子です。

運び出しの様子

害虫サンプルについての説明
9月からの企画展:阿曽藍人展の作品制作のこと
2021/07/18No.545
9月25日から、美濃加茂市民ミュージアムでは阿曽藍人さんの展覧会【Inner Land 内なる大地へ】が始まります。
阿曽さんは美濃加茂市に工房を構え、陶を素材にした作品作りをしている作家です。
今週は、この展覧会で発表する作品の一部を文化の森にある電気炉を使って焼成しました。
黄色の土が、焼くと赤みを帯びた色に変わりました。
阿曽さんは美濃加茂市に工房を構え、陶を素材にした作品作りをしている作家です。
今週は、この展覧会で発表する作品の一部を文化の森にある電気炉を使って焼成しました。
黄色の土が、焼くと赤みを帯びた色に変わりました。

電気炉へ

まん丸のかたちの土の玉です

焼き上がりました

緑に映えます
たまれぽ1「だいすき、虫!」展まもなく始まります。
2021/07/13No.544
7月17日から「だいすき、虫!」展が始まります。
昆虫のもつ様々なおもしろさに心ひかれ、魅了された人々の「目」を通して、わたしたちの身近に存在する昆虫たちの魅力や昆虫の世界をご紹介いたします。ぜひお出かけください。
「だいすき、虫!」展「クリアファイル」を作りました。こちらは数量限定です。 昆虫のすてきなイラストがいっぱいです。
価格 1つ250円
販売場所 みのかも文化の森 ミュージアムショップ
昆虫のもつ様々なおもしろさに心ひかれ、魅了された人々の「目」を通して、わたしたちの身近に存在する昆虫たちの魅力や昆虫の世界をご紹介いたします。ぜひお出かけください。
「だいすき、虫!」展「クリアファイル」を作りました。こちらは数量限定です。 昆虫のすてきなイラストがいっぱいです。
価格 1つ250円
販売場所 みのかも文化の森 ミュージアムショップ

たまちゃんとチラシ

クリアファイルにはさまれてみた。
ふるさとファイル『ホタル来い』(改訂版)を販売中です。
2021/05/27No.543
三和のゲンジボタルは市指定の天然記念物です。毎年6月の中旬ごろになると、黄緑色のやわらかな光を放ちながら多くのゲンジボタルが飛びます。
本冊子は1991年に刊行しました『ホタル来い』の改訂版。三和小学校の取り組みなど、最新の情報を加えました。またホタルの棲む環境に関する新たな寄稿も掲載。
今年のホタルを観に行かれる前に、ぜひお手にとってくださいませ。
販売価格 一冊200円
販売場所 みのかも文化の森 ミュージアムショップ
本冊子は1991年に刊行しました『ホタル来い』の改訂版。三和小学校の取り組みなど、最新の情報を加えました。またホタルの棲む環境に関する新たな寄稿も掲載。
今年のホタルを観に行かれる前に、ぜひお手にとってくださいませ。
販売価格 一冊200円
販売場所 みのかも文化の森 ミュージアムショップ

ふるさとファイル『ホタル来い』(改訂版)
みのかもannual2021 - Forest Labo - 搬入・展示作業の様子
2021/05/24No.542
みのかもannual2021 - Forest Labo -
5月25日からいよいよ展覧会が始まります。
22日から24日の間、搬入・展示の作業が森のあちこちで行われました。
1枚目:作品を見てゆったりした気持ちになってもらえれば」と話す矢田量子さんは森の植物に注目。
2枚目:普段は絵を描いている若尾武幸さん、annualでは木を素材にした立体に挑戦しています。
3枚目:Mitosさんはテラスで着々と制作中です。
5月25日からいよいよ展覧会が始まります。
22日から24日の間、搬入・展示の作業が森のあちこちで行われました。
1枚目:作品を見てゆったりした気持ちになってもらえれば」と話す矢田量子さんは森の植物に注目。
2枚目:普段は絵を描いている若尾武幸さん、annualでは木を素材にした立体に挑戦しています。
3枚目:Mitosさんはテラスで着々と制作中です。

矢田さんの作品の一部

若尾さんの作品の一部

実験的な絵画を制作中
みのかもannual2021 - Forest Labo - に向けての準備
2021/05/24No.541
みのかもannual2021 - Forest Labo -
5月25日火曜日から展覧会が始まります。
5月24日まではClose Labo、発表のための実験期間です。
植松ゆりかさんは、毎年annualに参加している作家。
ぬいぐるみと森で集めた素材とを併せて作品を作り発表します。
始まりましたら是非、森の中を探してみて下さい。
5月25日火曜日から展覧会が始まります。
5月24日まではClose Labo、発表のための実験期間です。
植松ゆりかさんは、毎年annualに参加している作家。
ぬいぐるみと森で集めた素材とを併せて作品を作り発表します。
始まりましたら是非、森の中を探してみて下さい。

作品制作中
みのかもannual2021 - Forest Labo - に向けての準備
2021/05/21No.540
みのかもannual2021 - Forest Labo -
来週の火曜日から展覧会が始まります。
今はClose Labo、発表のための実験期間です。
「実際にこの場に来てみて、作品を考えたいから」、と
参加作家の寺尾忠さんが作品の一部を森で置いて試しているところ。
【みのかもannual2021 - Forest Labo -】
みのかも文化の森の敷地の森の中で開催する現代アートの展覧会
森の素材や環境を生かした実験的な発表を行います。
〇会期:2021年5月25日(火)~5月30日(日)
〇時間:午前9時~午後5時 最終日は午後3時まで
〇観覧無料
◎休館日:月曜日(ただし祝日の場合は開館し、直後の平日休館)
*新型コロナウイルス感染拡大の状況により、参加作家が変更となる場合がございます。
*ご入館の際はマスクの着用と手指消毒、検温をお願いしています。
*展覧会につきましては詳しくはプロフィール欄よりみのかも文化の森HP内〔展覧会情報〕をご覧ください。
来週の火曜日から展覧会が始まります。
今はClose Labo、発表のための実験期間です。
「実際にこの場に来てみて、作品を考えたいから」、と
参加作家の寺尾忠さんが作品の一部を森で置いて試しているところ。
【みのかもannual2021 - Forest Labo -】
みのかも文化の森の敷地の森の中で開催する現代アートの展覧会
森の素材や環境を生かした実験的な発表を行います。
〇会期:2021年5月25日(火)~5月30日(日)
〇時間:午前9時~午後5時 最終日は午後3時まで
〇観覧無料
◎休館日:月曜日(ただし祝日の場合は開館し、直後の平日休館)
*新型コロナウイルス感染拡大の状況により、参加作家が変更となる場合がございます。
*ご入館の際はマスクの着用と手指消毒、検温をお願いしています。
*展覧会につきましては詳しくはプロフィール欄よりみのかも文化の森HP内〔展覧会情報〕をご覧ください。

選んだ展示場所で実験中

作品の一部です。
【みのかもannual 2021 - Forest Labo - 】 の準備期間が始まります
2021/05/13No.539
5月25日から5月30日の間、みのかも文化の森では現代美術のアーティストたちが森の中で発表する「みのかもannual 2021 Forest Labo」を開催します。
みのかもannualは毎年ゴールデンウィークに開催してきた企画で、東海地方を活動拠点とする作家たちが集まり、ミュージアムを取り囲む森の中で表現を研究し、作品を発表するものです。
今年の参加作家数は例年よりも少ない人数となりましたが、自然の中で手に入れることができるものを使いつつ、文化の森の環境の中で表現の可能性を試すため、森のあちこちで色々な実験を行います。
今週からは構想を練ったり、研究したり、展示の準備をするために作家が来館します。
森の中を歩くと、制作の様子が見られるかもしれません。
これから会期が終わるまで、Web上で準備の様子をお知らせします。
「みのかもannual 2021 Forest Labo 」
〇会期:2021年5月25日(火)~5月30日(日)
〇時間:午前9時~午後5時 最終日は午後3時まで
〇観覧無料
◎休館日:月曜日(ただし祝日の場合は開館し、直後の平日休館)
*新型コロナウイルス感染拡大の状況により、参加作家が変更となる場合がございます。
*ご入館の際はマスクの着用と手指消毒、検温をお願いしています。
*展覧会につきましては詳しくはプロフィール欄よりみのかも文化の森HP内〔展覧会情報〕をご覧ください。
みのかもannualは毎年ゴールデンウィークに開催してきた企画で、東海地方を活動拠点とする作家たちが集まり、ミュージアムを取り囲む森の中で表現を研究し、作品を発表するものです。
今年の参加作家数は例年よりも少ない人数となりましたが、自然の中で手に入れることができるものを使いつつ、文化の森の環境の中で表現の可能性を試すため、森のあちこちで色々な実験を行います。
今週からは構想を練ったり、研究したり、展示の準備をするために作家が来館します。
森の中を歩くと、制作の様子が見られるかもしれません。
これから会期が終わるまで、Web上で準備の様子をお知らせします。
「みのかもannual 2021 Forest Labo 」
〇会期:2021年5月25日(火)~5月30日(日)
〇時間:午前9時~午後5時 最終日は午後3時まで
〇観覧無料
◎休館日:月曜日(ただし祝日の場合は開館し、直後の平日休館)
*新型コロナウイルス感染拡大の状況により、参加作家が変更となる場合がございます。
*ご入館の際はマスクの着用と手指消毒、検温をお願いしています。
*展覧会につきましては詳しくはプロフィール欄よりみのかも文化の森HP内〔展覧会情報〕をご覧ください。

チラシ画像
鍋敷きを作りました!(最近の学習支援ボランティアの活動から)
2021/05/11No.538
文化の森には、学習をしに来た小中学生や保育園児の学習の安全の見守りや声掛けをする学習支援ボランティアがいます。
今年度は昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、ボランティアさんたちは子どもたちの学習支援活動をお休みしています。
しかし、「子どもたちの学習をバックアックできる活動をしよう」ということで、昔遊びの道具の直しなどを始めています。
4月22日は紙バンドを手で編んで、お手製の「鍋敷き」を作りました。
学校活用で子どもたちに使ってもらうのを楽しみにしています。
今年度は昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、ボランティアさんたちは子どもたちの学習支援活動をお休みしています。
しかし、「子どもたちの学習をバックアックできる活動をしよう」ということで、昔遊びの道具の直しなどを始めています。
4月22日は紙バンドを手で編んで、お手製の「鍋敷き」を作りました。
学校活用で子どもたちに使ってもらうのを楽しみにしています。
鍋敷き作りの様子
紙バンドを編む様子
力を入れながら編みます
完成した鍋敷き
今年度最後のフォレスタくらぶを開催しました!
2021/03/30No.537
2021年3/13(土)に、今年度最後のフォレスタくらぶを開催しました。
(フォレスタくらぶは、小学1年生から中学1年生までを対象とした会員制の定期講座です。)
今回の講座は「逍遙の書Yo!!」。坪内逍遙の書いた「書」を鑑賞して、作品を制作しました。
常設展示室で坪内逍遥についての解説を学芸員から聞き、その後、逍遙の作品を間近で鑑賞しました。そして、事前に考えてきた書きたい文字の意味やその文字を選んだ思いを込めて、筆と墨を使い書の制作をしました。最後に常設展示室の「トッテミテ」を体験しました。
(フォレスタくらぶは、小学1年生から中学1年生までを対象とした会員制の定期講座です。)
今回の講座は「逍遙の書Yo!!」。坪内逍遙の書いた「書」を鑑賞して、作品を制作しました。
常設展示室で坪内逍遥についての解説を学芸員から聞き、その後、逍遙の作品を間近で鑑賞しました。そして、事前に考えてきた書きたい文字の意味やその文字を選んだ思いを込めて、筆と墨を使い書の制作をしました。最後に常設展示室の「トッテミテ」を体験しました。

坪内逍遙の書を鑑賞しています

自由に筆を動かして、書の練習をしています

子どもの作品です

常設展示室で「トッテミテ」を体験しています
ていねいな暮らし講座「春を染める」を開催しました!
2021/03/30No.536
3/11に、ていねいな暮らし講座「春を染める」を開催しました。
新型コロナウィルス対策として事前申し込み制、人数制限をして行いました。
今回は春の草木の代表 ” ヨモギ ” “ サクラ “を使って、ストールを染めました。
輪ゴムをくくって染めることで、オリジナルの絞り染めになります。
みなさん、春色のやわらかな色合いの素敵なストールに仕上がりました。
春風に吹かれる草木染めのストールを眺めて、春を感じる講座となりました。
文化の森ではさまざまな講座を計画しています。
詳しくはホームページをご覧ください。
※新型コロナウイルスの状況により、中止または変更になる場合がございます。
新型コロナウィルス対策として事前申し込み制、人数制限をして行いました。
今回は春の草木の代表 ” ヨモギ ” “ サクラ “を使って、ストールを染めました。
輪ゴムをくくって染めることで、オリジナルの絞り染めになります。
みなさん、春色のやわらかな色合いの素敵なストールに仕上がりました。
春風に吹かれる草木染めのストールを眺めて、春を感じる講座となりました。
文化の森ではさまざまな講座を計画しています。
詳しくはホームページをご覧ください。
※新型コロナウイルスの状況により、中止または変更になる場合がございます。

よもぎ

草木染めの様子

きれいな色が出ています

春色の絞り染めスカーフ
まゆの家で “ 土雛(つちびな) ”の展示をしています!(~4/3まで)
2021/03/23No.535
ただいま「まゆの家」では、年中行事「ひなかざり」として “ 土雛(つちびな) ” を展示しています。
土雛とは、土をこねて形をつくり、焼いて絵の具で色をつけた人形です。
ひな人形、武者人形、歌舞伎役者、動物などさまざまなものがあります。
昔の養蚕民家を復元した “まゆの家”で、ゆったり畳に座り、
やわらかな表情のお人形たちを見ていると、見ているこちらもほっこり優しい気持ちになれそうです。
素朴で温かみのある “ ひなかざり ”の展示は、4/3(土)までです。
ぜひお越しください。
土雛とは、土をこねて形をつくり、焼いて絵の具で色をつけた人形です。
ひな人形、武者人形、歌舞伎役者、動物などさまざまなものがあります。
昔の養蚕民家を復元した “まゆの家”で、ゆったり畳に座り、
やわらかな表情のお人形たちを見ていると、見ているこちらもほっこり優しい気持ちになれそうです。
素朴で温かみのある “ ひなかざり ”の展示は、4/3(土)までです。
ぜひお越しください。