森の道草
 足元や頭の上にも目を向けていきたいと思い、文化の森のまわり、美濃加茂市の中など、身近な、あたりまえで、ふだんはあまり目にとまらないかもしれない動植物などをご紹介しています。
 ただし、道草をするので不定期更新、動植物を守るために場所は明らかにしないことがありますので、ご承知おきください。
大人のための自然観察会 - 三和地区
2016/10/15No.58
 本日は大人のための自然観察会の2回目を開催しました。
 三和町の奥山自然遊歩道近くから隣町の七宗町へ抜ける「間見峠」まで歩きました。

 秋らしい青空の広がるすがすがしい気候、多くのテングチョウに迎えられて、様々な植物を観察しました。

 
 途中、「何しているの?」と尋ねているかのようなタテハチョウの仲間と目が合いました。
何しているの?
本日の里山観察会
2016/10/01No.57
 本日予定していました「のんびり里山観察会」は前日の夜からの雨の影響を考え、中止としました。

 少しだけ里山の様子を見に行ってきました。
 りりり…
 じじじ…

 多くの虫の声が耳に飛び込んできました。
2016年10月1日
みんなで吸汁中
2016/09/29No.56
 9月になって、ウラギンシジミをよく見かけます。
 今日は、仲間で吸汁する姿を発見。

 キンモクセイの香る中、すてきなランチタイムでした。
ウラギンシジミ
秋だなぁ…(他の地区の道草)
2016/09/14No.55
 空き地はもちろん、道路の脇などでも見ることのできるエノコログサの仲間、今日調査に出かけた先にもたくさん生えていました。

 ふと来た道を振り返った時に、太陽の光をうけ、輝く穂の美しさに足を止めてしまいました。


 (その感動が伝わる写真となったかどうか気がかりです。)
エノコログサの仲間
白い色が目に飛び込んできました
2016/09/09No.54
 翅を盛んに動かして飛ぶ、動きの速いウラギンシジミ。翅の裏の白い色が、太陽の光に反射して、目にとまります。

 レンガの間に生えているコケから水分を吸収していると思われます。
ウラギンシジミ
ドングリの季節です(他の地区の道草)
2016/09/02No.53
 朝晩、秋の気配を感じることが多くなってきました。吹いてくる風も、気持ちひんやりしているような…。

 久しぶりに、市内の公園へ出かけました。
 まだ緑色ですが、そろそろドングリの季節。


 もうちょっと大きくなりそうなマテバシイを見つけました。
マテバシイ
この生き物の声は暑さが増す気がします2
2016/08/20No.52
 先週12日の金曜日に出会った、ニイニイゼミ。ゆっくり近づき、撮らせてもらえた一枚です。



 森の中では、いろいろな種類のセミの声が聞こえてきますが、姿はなかなかみることができません。
ニイニイゼミ
この生き物の声は暑さが増す気がします
2016/08/10No.51
 文化の森にはたくさんいます、アブラゼミ。ジージリジリジリ…と鳴きます。


 ここ数日暑い日が続いていますね。アブラゼミも地面の上で涼んでいるようでした。
アブラゼミ
夏休みの子ども講座 チョウの標本づくり 2回目 をおこないました。
2016/07/30No.50
 本日、30日「夏休みの子ども講座 チョウの標本づくり」を行いました。
 午前中に、ヤマトシジミやヒカゲチョウ、コジャノメ、キチョウ、ジャコウアゲハなどを採集、午後から標本にしました。

 「ひょうほんにするのがむずかしかった」「いろんなチョウがいておもしろかった」という声をいただきました。
 引き続き、標本づくりに挑戦してくださるといいなと思います。
20160730
こんなことろにセミのぬけがら
2016/07/29No.49
 森の中で滞在制作をしていらっしゃる篠原芳子さんの作品にも、いました。
ニイニイゼミのぬけがらです。
 

  作品もすっかり森の一部ということですね。

20160728
ジャコウアゲハに出会いました。
2016/07/27No.48
 アゲハチョウの仲間、ジャコウアゲハに出会いました。
 写真は、ササで休憩していますが、このほかにもひらりひらりと舞う姿を見かけました。

 近くに幼虫の食草となる、ウマノスズクサがあると思われます。今度は、ウマノスズクサの探検に出かけたいと思います。
20160727
夏休み子ども講座 チョウの標本づくりをおこないました。
2016/07/24No.47
 曇り空となった23日、夏休みの子ども講座「チョウの標本を作り」を行いました。
 午前中に、ルリシジミ、ベニシジミ、キチョウ、ヒカゲチョウなどを採集、午後から標本作りでした。
 初めて作る参加者のかたばかりでしたが、根気よく翅をひろげていました。

 お家でもやってみたいと話してくれた子もいて、うれしい講座となりました。
20160723
白い色がさわやかです
2016/07/18No.46
 7月16日の大人のための自然観察会は伊深地区を歩きました。
 観察会の途中で出会った、ヘクソカズラ。別名、ヤイトバナ、サオトメカズラとも呼ばれていることは有名です。

 蒸し暑い日に、この白い花冠と中央の深紅のコントラストが、なんともさわやかです。

 くきは左巻きになるとのこと、今度出会ったら、巻き方にも気をつけて観たいと思います。
ヘクソカズラ
展示の準備
2016/07/07No.45
16日から始まる「わくわくを伝えたい」展の準備のため、これまでに採集した昆虫の整理をしました。

 いつ、どこで、何を採集したのか、が書かれた文字を見て、わくわくしながら昆虫を追いかけたことを思い出しました。
20160707
道草・・・ほかの地区のすてき
2016/07/06No.44
 昨日、市内各所に調査に出かけた時に出会いました。
 大変暑い日で、まったく昆虫の姿を見ませんでしたが、草むらを分け入って進むと、飛び立つ飛び立つ、たくさんのジャノメチョウ。

 チョウも日陰で体力を温存していたようです。
 ぴよんぴよんと素早く飛びまわり、草の陰に隠れてしまうジャノメチョウをようやくとらえることができた一枚です。




 チョウを追いかけている間、暑いことを忘れていました。
ジャノメチョウ
ようやくの青空
2016/07/05No.43
 みのかも健康の森に調査に出かけました。
 ネムノキの花は終わりかけで、実もつきはじめていました。


 梅雨の合間の晴天、ネムノキも元気いっぱいの様子。
ネムノキと空
足跡
2016/07/02No.42
 2回目の「のんびり里山観察会」で、山之上町の「里山」の生き物を観察しました。大変暑い日でしたが、チョウやカナブン、カタツムリなど多くの生き物に出会うことができました。

 姿はなくても足跡が!
 地元の人たちを悩ませるイノシシの足跡です。

 片足だけですが、わりとくっきり形が残っていました。
20160702
正面顔
2016/06/29No.41
 雨の降る前、チョウも必死に蜜を吸い飛び回っていました。

 ベニシジミの蜜を吸う姿を撮影できました。
 かなり近づいても逃げなかったベニシジミ。

 おなかがすいていたのでしょうか。
 
 
ベニシジミ
ねじねじねじ
2016/06/26No.40
芝生の中、まゆの家の庭にネジバナの姿を見かけるようになりました。

 ネジバナ

小さな桃色の花がつき、花がぐるぐるとらせん階段のようにつくことからその名で呼ばれています。
ネジバナ
道草…ほかの地区のすてき(雨の日2)
2016/06/25No.39
 昨日見つけたすてきの続きです。

 ガマです。2週間ほど前にも同じ場所を訪れたときのガマは上部(雄花群)が黄色、下部が緑色(雌花群)でした。
 
 茶色のガマの穂になるまでには、まだしばらく時間が必要なようです。
 
ガマ