森の道草
ただし、道草をするので不定期更新、動植物を守るために場所は明らかにしないことがありますので、ご承知おきください。
赤い実の一つ
2021/12/26No.188
この時期、赤い実のつく木が多くあります。
写真は12月12日の講座で見つけたセンリョウ。マンリョウとともに縁起の良い木と言われ、お正月飾りなどにも登場します。
写真は12月12日の講座で見つけたセンリョウ。マンリョウとともに縁起の良い木と言われ、お正月飾りなどにも登場します。

センリョウの実
生き物の気配
2021/12/21No.187
12月12日に開催しましたわくわくクラブ「4タネで遊ぼう」で、北の森の植物のタネを探して観察しました。
今の季節、ドングリ以外にも、センリョウ、マンリョウ、ヒサカキ、サンキライなどいろいろな植物に実がついていて、果肉をむくとタネが出てきます。
ジャノヒゲにも青い実がつきます。中のタネは地面に投げつけると、ポーンとはずみ、まるでゴム玉のようです。
このジャノヒゲですが、少し葉が同じ長さに刈り取られたようになっています。二ホンノウサギが食べた跡。
この森にもいるようです。
(写真は2021年12月12日撮影)
今の季節、ドングリ以外にも、センリョウ、マンリョウ、ヒサカキ、サンキライなどいろいろな植物に実がついていて、果肉をむくとタネが出てきます。
ジャノヒゲにも青い実がつきます。中のタネは地面に投げつけると、ポーンとはずみ、まるでゴム玉のようです。
このジャノヒゲですが、少し葉が同じ長さに刈り取られたようになっています。二ホンノウサギが食べた跡。
この森にもいるようです。
(写真は2021年12月12日撮影)

食べた跡
ヘクソカズラの実
2021/12/11No.186
文化の森のまわりにはいろいろな木の実や草の実などをみることができます。
写真はヘクソカズラの実。
夕日があたり、黄金色に輝いています。ヘクソカズラはちょっと独特なかおりがしますが、花の色合いは美しく実もこのような色になります。
つる性の植物なので、リースなどにくるくると巻きつけるのもすてき。
写真はヘクソカズラの実。
夕日があたり、黄金色に輝いています。ヘクソカズラはちょっと独特なかおりがしますが、花の色合いは美しく実もこのような色になります。
つる性の植物なので、リースなどにくるくると巻きつけるのもすてき。

ヘクソカズラの実
ツクバネのタネ
2021/12/04No.185
くるくる回転しながら落ちていくタネの一つ、ツクバネ。来週12日に行うわくわくクラブで、このタネの落ち方を模した工作を行うので、実物を採集しに加茂郡へ出かけました。
どのタネも枝の先に付き、自分の付いていた木に引っかからないよう、そして風を受けやすいようになっているところにも、植物の知恵を感じました。
どのタネも枝の先に付き、自分の付いていた木に引っかからないよう、そして風を受けやすいようになっているところにも、植物の知恵を感じました。

ツクバネのタネ

葉脈についた霜が美しい もみじの仲間
落ち葉のきれいな季節になりました。
2021/11/26No.184
森の中を歩くと、カキの葉、サクラの葉、ムクロジの葉など、いろいろな葉の色がかわり、地表に落ちています。
そんな落ちている葉に擬態する昆虫も多くいます。
先週、森の中でであった、クロコノマチョウ。翅の裏がこげ茶色です。そばのアベマキやコナラなどのドングリの落ち葉と似た色をしています。
ちょっと目を離すと行方を見失ってしまいます。
そんな落ちている葉に擬態する昆虫も多くいます。
先週、森の中でであった、クロコノマチョウ。翅の裏がこげ茶色です。そばのアベマキやコナラなどのドングリの落ち葉と似た色をしています。
ちょっと目を離すと行方を見失ってしまいます。

クロコノマチョウ
サルトリイバラの実
2021/11/21No.183
いろいろな木の実がみられる季節になりました。
文化の森の北の森で見つけたサルトリイバラの実。
ルリタテハの幼虫が好むこの木にも、赤い粒の大きな実がついていました。
文化の森の北の森で見つけたサルトリイバラの実。
ルリタテハの幼虫が好むこの木にも、赤い粒の大きな実がついていました。

赤い実
朴葉の裏の様子
2021/11/12No.182
「秋見つけ」に来た小学校1年生の子どもたちと一緒に、森の中を歩きました。
5月には緑色の葉だったホオの葉は、すっかり様子が変わっています。
茶色く、カサカサになった葉の裏をそっと触ると、春とかわらずふわふわしています。
写真は朴葉の裏を「虫メガネモード」で撮影した様子。フェルトのように細かい毛がびっしり生えていました。ふわふわの理由が見つかりました。
5月には緑色の葉だったホオの葉は、すっかり様子が変わっています。
茶色く、カサカサになった葉の裏をそっと触ると、春とかわらずふわふわしています。
写真は朴葉の裏を「虫メガネモード」で撮影した様子。フェルトのように細かい毛がびっしり生えていました。ふわふわの理由が見つかりました。

ふわふわ
トリの羽
2021/11/06No.181
小学生の子どもたちと一緒に、秋見つけの学習をしました。森の中には、アラカシやツブラジイ、コナラなどのドングリのほか、チャノミやナンテンなどの実も見つけることができます。
カキの葉も、良い色に色づいてきました。
まゆの家の近くで子どもたちが見つけたトリの羽です。あざやかなヤマブキ色がきれいでした。
カキの葉も、良い色に色づいてきました。
まゆの家の近くで子どもたちが見つけたトリの羽です。あざやかなヤマブキ色がきれいでした。

トリの羽
カキの葉
2021/10/30No.180
家の周りの木々の中には葉が色づきはじめているものもあります。
文化の森のまゆの家に植えられているカキも、実が色づいてきましたが、葉も少しずつ色が変わってきました。
一枚の葉に色々な色が入っています。
文化の森のまゆの家に植えられているカキも、実が色づいてきましたが、葉も少しずつ色が変わってきました。
一枚の葉に色々な色が入っています。

カキの葉
気温差のひらきの大きな日が続いています。
2021/10/22No.179
朝晩と昼間の気温差が大きくなりました。朝早くと夕方に見かける昆虫の数が少なくなってきました。
お昼近く、太陽の日が暖かくなる時間には多くの種類のチョウやハチの仲間が飛び交います。
生活体験館(まゆの家)のツワブキに来たセセリチョウの仲間。
口吻(こうふん)という蜜を吸うストローを伸ばし、ツワブキの蜜を吸っています。
お昼近く、太陽の日が暖かくなる時間には多くの種類のチョウやハチの仲間が飛び交います。
生活体験館(まゆの家)のツワブキに来たセセリチョウの仲間。
口吻(こうふん)という蜜を吸うストローを伸ばし、ツワブキの蜜を吸っています。
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チャバネセセリ
飼育中のカイコガ
2021/10/15No.178
市内の養蚕をしてみえる方から分けていただきましたオカイコサマ。
すくすく大きくなりまゆを作り、本日もカイコガとなりまゆから登場です。
少し翅の広がりが良くないのが心配です。
すくすく大きくなりまゆを作り、本日もカイコガとなりまゆから登場です。
少し翅の広がりが良くないのが心配です。

まゆからこんにちは。
調査に出かけた先で
2021/10/08No.177
10月になりましたが、日中は暑い日が続いています。
午後から調査に出かけた先で出会ったカエル。
ソテツの日陰のところで、まどろんでいました。
午後から調査に出かけた先で出会ったカエル。
ソテツの日陰のところで、まどろんでいました。

アマガエル
10月1日です。
2021/10/01No.176
文化の森、21歳の誕生日になりました。
写真は2年かけて大きくなるアベマキ。
文化の森の森の中にはたくさん生えています。大きな太いドングリが、今年もたくさんなっています。
写真は2年かけて大きくなるアベマキ。
文化の森の森の中にはたくさん生えています。大きな太いドングリが、今年もたくさんなっています。
アベマキ
カメムシ 大量にいます
2021/09/29No.175
駐車場の脇のチャノキに白い花がついています。ハチやチョウなどたくさんの昆虫が花の蜜を吸いにやって来ています。
チャノキの下のほうの日陰のところに、キマダラカメムシがいました。
写真をとっていたら、奥のほうにも一匹。実はこの2匹のカメムシの下のほうにも3匹ほどかたまって休憩中でした。
10月1日から、文化の森は開館です。
チャノキの下のほうの日陰のところに、キマダラカメムシがいました。
写真をとっていたら、奥のほうにも一匹。実はこの2匹のカメムシの下のほうにも3匹ほどかたまって休憩中でした。
10月1日から、文化の森は開館です。

キマダラカメムシ
ドングリの季節
2021/09/24No.174
朝晩 涼しく過ごしやすい日が続いています。
文化の森の森の中を散歩すると、落ちているドングリに出会うことが多くなってきました。
写真には、アラカシとコナラの2種類のドングリが写っています。アラカシは殻斗(かくと)がしましまのぽってりまるっとしたドングリ、コナラは殻斗(かくと)がうろこのようになり、細長いドングリです。
文化の森の森の中を散歩すると、落ちているドングリに出会うことが多くなってきました。
写真には、アラカシとコナラの2種類のドングリが写っています。アラカシは殻斗(かくと)がしましまのぽってりまるっとしたドングリ、コナラは殻斗(かくと)がうろこのようになり、細長いドングリです。
散歩道のドングリ
市内のため池調査
2021/09/01No.173
市内のため池にきているトリを調べに出かけました。
池にはカワウやカルガモなどの水辺のトリが静かに泳いでいました。
ひときわ大きな身体のアオサギもいます。
まさに飛び立とうとしている瞬間をとらえることができました。
池にはカワウやカルガモなどの水辺のトリが静かに泳いでいました。
ひときわ大きな身体のアオサギもいます。
まさに飛び立とうとしている瞬間をとらえることができました。

アオサギ
少しの晴れ間で。
2021/08/22No.172
雨の日が続いています。一雨きた後、太陽が顔をのぞかせたほんの一瞬の時に、芝生広場にやってきたヤマトシジミ。4月から11月ごろまで文化の森の明るい草原で見ることができます。
すぐに曇ってきてしまったので、ヤマトシジミもどこかへ。
飛んでいるチョウも少なめでした。
少し晴れ間が欲しいです。
すぐに曇ってきてしまったので、ヤマトシジミもどこかへ。
飛んでいるチョウも少なめでした。
少し晴れ間が欲しいです。

ヤマトシジミ
夏休みこども講座で出会いました。
2021/08/07No.171
夏休みこども講座で、文化の森の周辺にいる昆虫の観察を行いました。
アリやうす暗い場所にいるヒカゲチョウやキチョウ、シオカラトンボなどに出会ったのですが、はねだけになった昆虫もいました。
ゴマダラチョウのはねと思われます。なにか別の生きものの命につながった模様。
アリやうす暗い場所にいるヒカゲチョウやキチョウ、シオカラトンボなどに出会ったのですが、はねだけになった昆虫もいました。
ゴマダラチョウのはねと思われます。なにか別の生きものの命につながった模様。

はね
大人のための植物観察会で
2021/07/24No.170
本日は3回目の大人のための植物観察会でした。
山之上町の里山的自然の残る場所で、植物を観察。
午前中から大変暑い日になりました。
近づいても逃げなかったゴマダラカミキリ。観察会のお話に耳を傾けているようにも見えました。
山之上町の里山的自然の残る場所で、植物を観察。
午前中から大変暑い日になりました。
近づいても逃げなかったゴマダラカミキリ。観察会のお話に耳を傾けているようにも見えました。

ゴマダラカミキリ
森への散歩道の途中で
2021/07/22No.169
カフェの前から南にのびる散歩道沿いにハギの花が咲いています。
このハギの周囲を小さなチョウが、小刻みに飛び回っています。ウラナミシジミです。
動きが早く、なかなか近づくことができないのですが、シマシマのはね裏の模様が美しいです。
このハギの周囲を小さなチョウが、小刻みに飛び回っています。ウラナミシジミです。
動きが早く、なかなか近づくことができないのですが、シマシマのはね裏の模様が美しいです。

ウラナミシジミ