森の道草
 足元や頭の上にも目を向けていきたいと思い、文化の森のまわり、美濃加茂市の中など、身近な、あたりまえで、ふだんはあまり目にとまらないかもしれない動植物などをご紹介しています。
 ただし、道草をするので不定期更新、動植物を守るために場所は明らかにしないことがありますので、ご承知おきください。
サルトリイバラの実
2021/11/21No.183
 いろいろな木の実がみられる季節になりました。

 文化の森の北の森で見つけたサルトリイバラの実。
 ルリタテハの幼虫が好むこの木にも、赤い粒の大きな実がついていました。
赤い実
朴葉の裏の様子
2021/11/12No.182
 「秋見つけ」に来た小学校1年生の子どもたちと一緒に、森の中を歩きました。
 5月には緑色の葉だったホオの葉は、すっかり様子が変わっています。

 茶色く、カサカサになった葉の裏をそっと触ると、春とかわらずふわふわしています。
 写真は朴葉の裏を「虫メガネモード」で撮影した様子。フェルトのように細かい毛がびっしり生えていました。ふわふわの理由が見つかりました。
ふわふわ
トリの羽
2021/11/06No.181
 小学生の子どもたちと一緒に、秋見つけの学習をしました。森の中には、アラカシやツブラジイ、コナラなどのドングリのほか、チャノミやナンテンなどの実も見つけることができます。
 カキの葉も、良い色に色づいてきました。


 まゆの家の近くで子どもたちが見つけたトリの羽です。あざやかなヤマブキ色がきれいでした。
トリの羽
カキの葉
2021/10/30No.180
 家の周りの木々の中には葉が色づきはじめているものもあります。

 文化の森のまゆの家に植えられているカキも、実が色づいてきましたが、葉も少しずつ色が変わってきました。


 一枚の葉に色々な色が入っています。
カキの葉
気温差のひらきの大きな日が続いています。
2021/10/22No.179
 朝晩と昼間の気温差が大きくなりました。朝早くと夕方に見かける昆虫の数が少なくなってきました。
 お昼近く、太陽の日が暖かくなる時間には多くの種類のチョウやハチの仲間が飛び交います。
 
 
 生活体験館(まゆの家)のツワブキに来たセセリチョウの仲間。
 口吻(こうふん)という蜜を吸うストローを伸ばし、ツワブキの蜜を吸っています。 
チャバネセセリ
飼育中のカイコガ
2021/10/15No.178
 市内の養蚕をしてみえる方から分けていただきましたオカイコサマ。
 すくすく大きくなりまゆを作り、本日もカイコガとなりまゆから登場です。


 少し翅の広がりが良くないのが心配です。 
 
まゆからこんにちは。
調査に出かけた先で
2021/10/08No.177
 10月になりましたが、日中は暑い日が続いています。

 午後から調査に出かけた先で出会ったカエル。
 ソテツの日陰のところで、まどろんでいました。
アマガエル
10月1日です。
2021/10/01No.176
 文化の森、21歳の誕生日になりました。

 写真は2年かけて大きくなるアベマキ。
 文化の森の森の中にはたくさん生えています。大きな太いドングリが、今年もたくさんなっています。
アベマキ
カメムシ 大量にいます
2021/09/29No.175
 駐車場の脇のチャノキに白い花がついています。ハチやチョウなどたくさんの昆虫が花の蜜を吸いにやって来ています。

 チャノキの下のほうの日陰のところに、キマダラカメムシがいました。
 写真をとっていたら、奥のほうにも一匹。実はこの2匹のカメムシの下のほうにも3匹ほどかたまって休憩中でした。




 10月1日から、文化の森は開館です。
キマダラカメムシ
ドングリの季節
2021/09/24No.174
 朝晩 涼しく過ごしやすい日が続いています。
 文化の森の森の中を散歩すると、落ちているドングリに出会うことが多くなってきました。
 
 写真には、アラカシとコナラの2種類のドングリが写っています。アラカシは殻斗(かくと)がしましまのぽってりまるっとしたドングリ、コナラは殻斗(かくと)がうろこのようになり、細長いドングリです。
散歩道のドングリ
市内のため池調査
2021/09/01No.173
 市内のため池にきているトリを調べに出かけました。
 池にはカワウやカルガモなどの水辺のトリが静かに泳いでいました。
 ひときわ大きな身体のアオサギもいます。

 まさに飛び立とうとしている瞬間をとらえることができました。
アオサギ
少しの晴れ間で。
2021/08/22No.172
 雨の日が続いています。一雨きた後、太陽が顔をのぞかせたほんの一瞬の時に、芝生広場にやってきたヤマトシジミ。4月から11月ごろまで文化の森の明るい草原で見ることができます。

 すぐに曇ってきてしまったので、ヤマトシジミもどこかへ。
 飛んでいるチョウも少なめでした。
 少し晴れ間が欲しいです。
ヤマトシジミ
夏休みこども講座で出会いました。
2021/08/07No.171
 夏休みこども講座で、文化の森の周辺にいる昆虫の観察を行いました。

 アリやうす暗い場所にいるヒカゲチョウやキチョウ、シオカラトンボなどに出会ったのですが、はねだけになった昆虫もいました。

 ゴマダラチョウのはねと思われます。なにか別の生きものの命につながった模様。
 
はね
大人のための植物観察会で
2021/07/24No.170
 本日は3回目の大人のための植物観察会でした。
 山之上町の里山的自然の残る場所で、植物を観察。

 午前中から大変暑い日になりました。
 近づいても逃げなかったゴマダラカミキリ。観察会のお話に耳を傾けているようにも見えました。
ゴマダラカミキリ
森への散歩道の途中で
2021/07/22No.169
 カフェの前から南にのびる散歩道沿いにハギの花が咲いています。
 このハギの周囲を小さなチョウが、小刻みに飛び回っています。ウラナミシジミです。

 動きが早く、なかなか近づくことができないのですが、シマシマのはね裏の模様が美しいです。
ウラナミシジミ
夕方の森で
2021/06/15No.168
 芝生広場で見つけました、ホタルガ。
 黒い翅に白い太めの帯が目に留まります。左の翅の一部が破れてしまい、うまく飛べずに、芝生の上をもがいていました。

 よくよく見ると、腹側や触角が青っぽい色をしています。
ホタルガ
新しい仲間
2021/06/01No.167
 文化の森では、このあたりの生き物のはく製や標本を常設展示室などで展示しています。

 写真は、今年度新しく入ったカルガモのオス。 
 ヒナを連れて水場を移動して歩く姿がニュースになるトリです。


 (ちょっとカメラ目線)
 
カルガモ
エゴノキにあるオトシブミの中身
2021/05/18No.166
 2021年5月16日には、自然探検発見わくわくクラブの1回目を開催しました。
 森の中にいるイモムシの足音を聴く会でしたが、イモムシ探しの中で参加者の皆さんと一緒に森に出かけたら、エゴノキにオトシブミがついていました。

 地面に落ちているオトシブミを開いてみたら、うす黄色のタマゴがいました!
 命のいとなみが、きちんと進んでいます。
 
エゴノキにあるオトシブミの中身
今年もいます
2021/05/02No.165
 まゆの家の裏庭のサンショウの木に、今年もナミアゲハの幼虫がいます。5月2日現在2頭。

 そのうちの1頭は身体が緑色になり5齢になっています。
ナミアゲハの幼虫
白い花
2021/04/18No.164
 「文化の森でもそろそろ咲きませんか?」と市内の方からいただきました、ギンリョウソウ。

 腐葉土に生える真っ白な植物です。
 文化の森の森の中でも咲いていました。


 
その1
その2