森の道草
 足元や頭の上にも目を向けていきたいと思い、文化の森のまわり、美濃加茂市の中など、身近な、あたりまえで、ふだんはあまり目にとまらないかもしれない動植物などをご紹介しています。
 ただし、道草をするので不定期更新、動植物を守るために場所は明らかにしないことがありますので、ご承知おきください。
ホタルの時期です
2020/05/30No.143
 6月も近づいてきました。三和のゲンジボタルが市の指定天然記念物になっています。今年もたくさん飛ぶことを祈っています。


 写真は5月27日に確認をした美濃加茂市内のとある場所で確認をしたゲンジボタル。
ゲンジボタル
休館中のお仕事(5)
2020/05/21No.142
 頭骨の標本整理に着手しました。
 ウサギやキツネ、テン、シカなどの頭骨やフン、体毛など、寄贈いただいた資料です。
 動物の種類によって少しずつ形が異なります。大きさも、実際の頭部よりもずいぶん小さいこと、全体が軽いことに驚きます。今から40年近く前に採集されたものもありました。
頭骨標本
休館中のお仕事(4)
2020/05/14No.141
 風に吹かれてもしっかりシロツメクサにしがみつて飛ばされないようしているツバメシジミに出会いました。
 はねもボロボロですが、まだまだ力強さを感じた瞬間です。


 休館の時間を利用して植物の標本を作っています。(採集した植物は、新聞紙にはさんで押し葉にするのですが、毎日新聞紙を取りかえなくてはいけません。うっかり忘れてしまうことのないように。)

 採集をしに出かけた森の中で。
ツバメシジミ
休館中のお仕事(3)
2020/05/09No.140
 十分乾燥した、ゴマダラチョウの標本です。

 約2年前のゴールデンウィーク、休日を利用して出かけた時、たまたま民家の生垣で休憩しているところを採集しました。エノキに集まる昆虫を集めていた時で、見つけた時は、心臓がドキドキしたことを思い出しました。


 採集データを書きこんだ台紙を作らなくては。
ゴマダラチョウ
休館中のお仕事(2)
2020/04/24No.139
 昨日に続き、ほ乳類や鳥類のはく製の整理をしました。
 1点1点に番号を付与、鳥類やほ乳類などの羽毛や体毛に、文化財にとっての害虫がつかないようビニルでラッピングして収蔵庫へ収納しました。

 写真のタヌキは2018年2月に死亡していたところを拾得したメス。
 冬の寒さの一番厳しい時期なので、少しほっそりしています。
タヌキ
休館中のお仕事(1)
2020/04/23No.138
 現在 休館中のみのかも文化の森です。
 新しく作製していただいたほ乳類や鳥類のはく製の整理をしています。
どこで、いつ、だれが採集したものかといったデータを記録したり、大きさを測ったり、どんなはく製かの記録写真を撮影したりします。

 今日撮影したはく製。
 「いけめんニトッテヨ」という声が聞こえた気がしました。 
ホンドキツネ
初 ハンミョウ!
2020/04/15No.137
 4月の最初の土曜日に、カタクリを見せていただきに市外へ出かけた時の事。

 歩いていく先に「ぴょん、ぴょん」と動くものがいました。小さい黒っぽい、きらりと光る昆虫、ハンミョウです。

 地面の上にいる生きている姿を見たのは初めてでした。「ミチシルベ」「ミチオシエ」とも呼ばれる虫に誘われて、駐車場へ。
 体の色は変異があるようなので、他の個体もぜひ見てみたいところです。
 
ハンミョウ
サクラも終わりに近づいてきました。
2020/04/04No.136
 サクラの古木は天然記念物に指定されることが多くあります。
 美濃加茂市内にも、岐阜県指定、美濃加茂市指定のサクラの樹木があります。

 本日の、正眼寺のしだれ桜です。花は満開を過ぎていましたが、風にふかれて舞う花びらの様子も風情があります。
 境内でひと時の静寂を。
しだれざくら
咲き始めました2
2020/03/29No.135
 先日訪れた市内のとある場所のカタクリ。3月26日に再訪したときには、しましまおしりの素敵な来客がありました。

 だんだんあたたかくなり、テングチョウやベニシジミも飛び始め、春も一歩近づいてきましたね。
その2
フキノトウ
2020/03/21No.134
 美濃加茂市内のとある場所へ、一昨日に続いて調査に出かけました。
 足元に、ぽつんぽつんとフキノトウが出ています。


 フキの葉もちょこっとずつ出始めています。
フキノトウ
咲き始めました
2020/03/18No.133
 市内のある場所で、咲き始めました。
 一歩、春が近づいてきた気配がします。
カタクリ
冬の木曽川で
2020/02/23No.132
 冬の木曽川にも、いろいろなトリがいます。
 カワウのほかに、今日、出会えたサギの仲間。

 まっすぐ見つめられて、ドキドキしました。
サギの仲間
ジョウビタキのオレンジ色が目立ちます
2020/02/21No.131
 まゆの家の近く、塚の付近にやってきたジョウビタキ(オス)。
胸から尾の先のほうまでオレンジ色の羽毛が、目立ちます。
 常緑樹のアラアシの木漏れ日の中で、こちらを観察していました。


 観ているのに観られている感覚。
ジョウビタキ
まゆの家ウメ3
2020/01/26No.130
 大きくきれいに開花。
 新しい枝についている花はこれから開きます。


 まゆの家のウメもつぼみがふくらんできています。

 
まゆの家ウメ3
まゆの家ウメ2
2020/01/23No.129
 事務所の机のそばにあるまゆの家のウメの枝、つぼみが膨らみ、もう少しで開きそうです。

ウメひらきそう
まゆの家のウメ
2020/01/16No.128
 まゆの家のウメの枝をせん定しました。
 枝に花芽がついていたので、数枝もらって机の上に。

 
 事務所の中は外よりも暖かいので花が早く咲かないかなと楽しみにしています。
ウメのつぼみ
春のきざし?
2020/01/04No.127
 2020年、文化の森は本日1月4日から開館しています。
 冬らしい、リンとした空気の中、春の七草のひとつのハコベの仲間も森の中で花を咲かせていました。

 青々とした緑が美しいです。



 (そしておいしそうです。)
ハコベの仲間
12月のわくわくクラブの下見に出かけました
2019/11/10No.126
 12月8日に今年3回目の「自然探検発見 わくわくクラブ」があります。次は「葉っぱの『ホネ』」に着目します。
 わくわくメンバーと一緒に下見にでかけました。美濃加茂市内のある地区へ出かけると、少しだけ黄色くなったエノキや赤く色づいたウルシなど、この季節の植物に出会えました。




 今日、出会ったフユノハナワラビ。
20191110
旅の途中で
2019/11/01No.125
 この時期、新聞など紙面をにぎわせてくれる生き物がいます。文化の森でも、毎年来訪を待っていました。



 今年のアサギマダラ。まゆの家の裏庭に飛来したところを記念撮影。
 長い距離を飛ぶためでしょうか、翅がぼろぼろですが、元気にツワブキの蜜を吸っていました。
カフェ つわぶき
文化の森 誕生日 10月1日
2019/10/01No.124
 本日10月1日は文化の森の誕生日。
 今日の空をパチリ。


 もう少し 道草をしたいと 心に誓う 
今日の空