森の道草
 足元や頭の上にも目を向けていきたいと思い、文化の森のまわり、美濃加茂市の中など、身近な、あたりまえで、ふだんはあまり目にとまらないかもしれない動植物などをご紹介しています。
 ただし、道草をするので不定期更新、動植物を守るために場所は明らかにしないことがありますので、ご承知おきください。
ミノムシ
2019/09/08No.123
 カフェの近くの散策路にハギが植えてあります。ところどころにミノムシがついていました。

 「ふっくらしているミノムシだなぁ」と思ってみていたら、なんと、ハギの葉っぱを食事中?

 葉っぱに添えた手(足?)がかわいらしいです。
ミノムシ
芝生広場での出会い
2019/09/06No.122
 草の背丈がとても伸びました。
 芝生広場もよく見ると、草が生えてきていますので、今文化の森のスタッフみんなで「一日10本 草を引こうキャンペーン」を実施中。

 草引きに出かけた先週8月29日に出会ってしまいました。
 大きいこです。そろそろさなぎになるのでしょうか。
セスジスズメ
赤と黒のコントラスト
2019/08/27No.121
 保育園の子どもたちといっしょに、森の中で葉っぱを探していたら出会えた、ツマグロヒョウモンの幼虫。子どもたちも、「見たことある!」「さわる!」と。


 むしゃむしゃお食事中でしたが、残念ながら口元はみせてくれませんでした(マナーでしょうか…)。
ツマグロヒョウモン
彫刻調査に出向いた先で
2019/08/02No.120
 美濃加茂市内の公園などでは、多くの彫刻作品を見ることができます。
 先日彫刻の調査に出向いた先で、ミュージアムの学芸員が出会ったチョウの写真をもらいました。


 モンキアゲハ。
 酷暑といわれる連日の暑さの中、モンキアゲハの黒もきっと熱くなっていることでしょう。
モンキアゲハ
大人のための植物観察会で
2019/06/08No.119
 本日、2019年6月8日は、大人他のための植物観察会をおこないました。木曽川沿いを歩きながら、帰化植物などを観察。蒸し暑い午前中でした。

 「タンポポの仲間」にやってきた2匹のカフェタイム。
モンキチョウと
サンショウの枝に
2019/05/18No.118
 まゆの家のそばに生えているサンショウの木。伝承料理の会のみなさんが講師となる四季を食べる講座などでも香りと彩りを加えてくれるサンショウです。

 毎年ここで育つアゲハの仲間がいますが、今年もいました。
 
 おおきくなあれ。
まだ大きさは1センチ程度
アオスジアゲハの姿が。
2019/05/05No.117
 高いところを飛び回るアオスジアゲハ。森の中のシロツメクサの蜜を吸いに来たところに出会うことができました。
 
 夏のようなここ数日の暑さを一瞬忘れるような青が、目に飛び込んできました。
アオスジアゲハ
生き物が動き始めました
2019/04/21No.116
 暖かくなってきて、いろいろな生き物の姿をよく見かけるようになりました。

 芝生広場に咲いているタンポポにもお客さま来訪。
 
タンポポと
市内の池で
2019/01/24No.115
 ずいぶん道草をしてしまいました。

 北風の強い中、講座の下見で訪れた市内のため池でであった生き物も寒そうです。
 数種類のカモの仲間が池で泳ぐ姿をしばし一緒に観察。

 外来のヌートリア。
市内の池で
ナナホシテントウムシ
2018/05/18No.114
 調査にでかけた木曽川沿いの中之島公園で出会ったナナホシテントウムシ。

 脱皮したばかりなのか、翅の色もナナホシの黒色も薄い色あいでした。

 
ナナホシテントウムシ
びっしりと・・・。
2018/05/11No.113
 文化の森のまゆの家の近くには、ウメの木が2本植えてあります。1本は赤い花、もう1本は白い花が咲きます。

 白いウメの木の上のほうにまったく葉がついていないので、おかしいなと思い近づいてみたところ、びっしりと赤茶色と白色のものがついていました。タマカタカイガラムシというウメやリンゴなどにつくカイガラムシの仲間のオスとメスでした。

 いっぱいついていることにぞわぞわしながらも、すべて枝の地面側についていて、日光の暑さを避けていると思われる賢さに感心してしまいました。
タマカタカイガラムシ
サクラの実
2018/05/10No.112
 森の中を吹き抜ける風が心地よい季節です。

 4月には、文化の森の南駐車場の南の草地にサクラが咲いていましたが、今は実がついています。
 下から見上げると、緑色の葉と赤、黄、黒の実の色合いが美しいです。
今日の出会い
2018/04/26No.111
 昨日までの雨の跡を見ながら、市内に調査に出かけました。
 4月も終わりですが、今日はツマキチョウ、キチョウ、シロチョウ、モンキチョウ、ルリタテハ、アゲハの仲間などに出会えたほか、ウスバシロチョウにも出会うことができました。

 ふわりふわりと飛ぶ姿は、暑い日ざしを一瞬忘れさせてくれます。
ウスバシロチョウ
つつじがきれいです。
2018/04/06No.110
 山地に生えるツツジの花も見頃です。
 写真はコバノミツバツツジ(2018年4月5日に撮影)。おしべが10本あります。

 紅紫色の花は少し離れた所でも、目立ちます。ハチの仲間が蜜を吸いに頻繁にやってきていました。
コバノミツバツツジ
山ノ上のサクラも満開です。
2018/04/01No.109
 各地でサクラの便りが聞こえ、例年よりも早く満開となったとのことです。周囲に植えられた記念のサクラたちととともに、岐阜県指定天然記念物の山ノ上のサクラも、満開でした。

 ありがたいことに、サクラに通じる道を地区の皆様が草刈りをしてくださっていますので、近くまでいくことができます。
 

山ノ上のサクラ 2018年4月1日現在
ツバキの花
2018/03/14No.108
 まゆの家の南側の雑木林に、ツバキが植えてあります。ここのツバキの花が少しずつ咲き始めました。

 赤、白、桃色。
 少しだけ春らしい雰囲気がします。

 
ツバキの花(拡大)
今年度 最後の大人の観察会で
2018/03/13No.107
 2018年3月10日は、2017年度最後の大人のための植物観察会で、蜂屋を歩きました。蜂屋連絡所から北の方へ歩くと、ツクシやフキノトウ、スミレの仲間など、春の植物に出会うことができました。

 そして暖かい陽気に誘われて、成虫で越冬したテングチョウも参加!
 太陽の日を浴びて充電しながら、ふわりふわりと飛んでいました。
テングチョウ
ヤママユの仲間のまゆ
2018/02/23No.106
 講座の下見にでかけた山之上で見つけました、ヤママユの仲間のまゆ。

 枯れた枝で、明るい緑色のまゆがとても目立ちました。
まゆ
ヒレンジャクを確認
2018/01/26No.105
 1月号の「広報みのかも」でご紹介したヒレンジャクが観られるとのたよりをいただき、観に行ってきました。くちばしに氷を付けた個体もいました。

 
 頭のふさふさ(冠羽)や尾の先の色を広報と見比べていただけたらと思います。
ヒレンジャク
カキの実にたくさんのトリがやってきます。
2018/01/21No.104
 南駐車場の近くに生えているカキ。今日はヒヨドリがやってきていました。
 
 柔らかくなったカキをついばむ数羽のヒヨドリの姿を見ることができました。
 
ヒヨドリ