森の日記
当館の資料がほかの博物館で展示されます(たまれぽ)
2024/09/15No.594
 当館所蔵の養蚕に関わる資料が、愛知県一宮市尾西歴史民俗資料館の秋季特別展「尾州の養蚕と製糸~繭をつくる農家・生糸をつくる工場~」にて展示されます。
 今回美濃加茂市民ミュージアムから貸出されたのは3点の資料で、養蚕日誌や記録、「カイコガの一生」標本などです。
 お近くにお出かけの際には、ぜひお立ち寄りください。

会期:2024年9月28日(土)から2024年11月4日(月)まで
会場:一宮市尾西歴史民俗資料館
「カイコガの一生」の標本箱を梱包する様子 尾西歴史民俗資料館の学芸員さんが、薄葉紙を使って、ていねいにくるんでくださいました。(byたま)
始まりました!「市制施行70周年記念 みのかもで収蔵している資料たち? 展」 (たまれぽ)
2024/09/15No.593
 1954(昭和29)年に、美濃加茂市が発足して70年を記念した展覧会「市制施行70周年記念 みのかもで収蔵している資料たち? 展」が始まりました。今回は2週間の短期間の特別展示です。
 歴史、考古、民俗、美術、自然の5分野の学芸員6名が、それぞれの分野で「70」をキーワードにして、展示を考えました。
 特別な機会に特別な内容の展覧会です。いろいろな分野の資料が一度にご覧いただける機会です。

会期:2024年9月14日(土)から2024年9月29日(日)まで
それぞれこだわりの「70」です。 いよいよはじまりましたよ。短い期間ですから、お早めにお出かけくださいね。お待ちしています(byたま)
館内のカフェつなぐさんとのコラボです。 70シュー年記念の限定スイーツ、さっそくいただきました。ウマウマですよー。(byたま)
特集展示:美濃加茂の美術指導者たちが折り返しの時期を迎えました
2024/07/26No.592
6月22日から当館の美術工芸展示室で開催している「美濃加茂の美術指導者たち」という展覧会が折り返しの時期を迎えました。

「美術指導者たち」と言いながら、「指導を受けて育った、美術を愛する人たち」のことを思いながら作った展覧会です。ですから展示品は作品だけではありません。公民館活動やそれらを通じてできたサークルのこと、美濃加茂市美術連盟の関係など、資料も併せて紹介しています。

おかげ様でこの展覧会場では、話しかけて下さるお客様が多くいます。特に話題のきっかけになるのは、一番奥の壁面に飾った三輪乙彦さんと松永優さんの作品です。三輪さんは太田中学校、松永さんは古井中学校の美術の先生でした。美術部に入っていた方は勿論のこと、そうでない方からも当時の学校の様子や先生を懐かしむ声がよく聴かれます。

展示した作品や資料をきっかけにした会話が生まれたり、展示室が新しい交流や情報が行き交う場になれれば、博物館としてとても嬉しいことです。

会期はあと1か月ほどありますので、夏休みのお出かけスポットに加えて頂けたら幸いです。
資料紹介コーナー
組木オブジェ
2024/07/19No.591
 この度、加茂郡八百津町で木工を手掛けている「ぬくもり夢工房もっくん」の長谷川豊治さまから、とっても素敵な組木オブジェを寄付していただきました。
 早速、総合案内カウンターに飾っています。ありがとうございました。大切に使わせていただきます。
組木オブジェ
岐阜大学図書館で開催中の「植物学の礎(いしずえ)」展に行ってきました! (たまれぽ)
2024/03/15No.590
 3月1日から岐阜大学図書館のロビーで開催している「植物学の礎(いしずえ)」展」、岐阜大学と美濃加茂市民ミュージアムの共催展です。植物のことを研究する「植物学」という学問の中で、基礎基本となる植物標本や植物画、標本にする植物を採取する道具など、植物学に関わる大学や博物館の研究・教育活動の成果が紹介されています。 

 展示されている植物画は、昨年12月に美濃加茂市民ミュージアムで開催した「植物の絵を上手に描こう!」講座に参加してくださった方の作品、普段、美濃加茂市民ミュージアムを拠点に調査をしている美濃加茂自然史研究会の方の標本なども展示されています。
 
 どなたでも観覧できますので、岐阜市方面へお出かけの時に、ぜひお立ち寄りください。

とき:2024年3月1日(金)~4月19日(金)
ところ:岐阜大学図書館2階エントランスホール
    *図書館の開館時間や休館日は各自ご確認ください。
観覧料:無料
図書館のロビーに会場があります。 実物そっくりの植物のレプリカもあるよ。
美濃加茂市民ミュージアムの講座に参加してくださった方の作品。 花、葉、茎のつき方や向きなど、とても特徴をよくとらえられています。トレースの作品も細かく描かれています。
美濃加茂自然史研究会の方の作られた植物標本です。葉、花、茎、根、葉の表裏・・・・・・など、特徴がよく分かるように、押し葉にして台紙にキレイにはり付けられています。
キロテリウム骨格標本(レプリカ)が巡回展から戻ってきました
2024/02/27No.589
 2022年から国立科学博物館から始まった「化石ハンター展」、大阪会場、名古屋会場の展示を終えて、美濃加茂市民ミュージアムに戻ってきました。

 古い時代の地球のこと、生き物のことに興味を持ってくださる方が増えたのならうれしいです。会場で見てくださった方も多いと思います。
 ありがとうございました。


 実は、次の梅雨の頃にも、出張の予定が入るかもしれません。
キロテリウム おかえり
名古屋市科学館で、当館所蔵のキロテリウム骨格標本が展示されています。(たまれぽ)
2024/01/12No.588
 現在、名古屋市科学館で開催中の「化石ハンター展」で、当館所蔵のキロテリウム骨格標本が展示されています。名古屋へお出かけの際は、ぜひお立ち寄りください。会期は2024年2月18日までです。
 この展覧会では、中央アジアで発見した大型ほ乳類や恐竜などの標本や、ロイ・チャップマン・アンドリュース(アメリカ自然史博物館)などの化石発掘を行った人々を紹介しています。



 
 名古屋市科学館でお仕事中の、キロテリウム骨格標本さんに会いに行ってきたよ(たまれぽ)。
入口の看板。 こんな地層から、いろいろな化石が見つか ったのですね。
美濃加茂市民ミュージアムのキロテリウム骨格標本さんです。  ほかにもたくさんの大型のほ乳類の標本などもたくさん展示されています。
最後の章では、身近な東海地方のコーナーがありましたよ。「自分も見つけたい!」「こんな近くに!」というわくわくする気持ちになりました。
おまけ  ミュージアムショップでは、いろいろな化石も売っています。 今回は、展示されていた標本と一緒に写真をとって、キーホルダーにするコーナーもありましたよ(おこづかいが必要)。 きろてりうむサンといっしょにシャシンをとったよ(byたま)
森の音作り講座の準備会をしました!(最近の学習支援ボランティアの活動から)
2023/09/06No.587
毎年『科学社会科作品展』に合わせて開催していた『森の音作り講座』が、今年度ようやく再開します!
 と   き:9月10日(日) 10:00~ (材料が無くなり次第終了です)
 と こ ろ:みのかも文化の森エントランスホール
 つくるもの:鳥笛(バードコール)

9月1日は『森の音作り講座』の準備会です。
子どもたちが作品をつくれるよう、木の枝などの準備をしました。
当日、みなさんのご参加を楽しみにしています!
木の皮を剥ぎました。
同じくらいの長さに切りそろえます。
一つ一つ穴をあけて準備完了!
「いつも近くに石・石・石 みのかもの大地と足元の石たち」展 始まりました。
2023/07/21No.586
「いつも近くに石・石・石 みのかもの大地と足元の石たち」展 始まりました。

 展示室入口には、「今週の石」を展示しています。大体週替わりで、ちょっと面白い、すてきな石やみのかもの大地に関係するもの、しないもの、いろいろな石や大地に関わる標本を展示していく予定です。


 夏にぴったりのおいしいデザートも、カフェツナグさんでご提供いただいています。
 コラボ・限定メニューは2種類です。

 ……どうぞ、すてきな夏の時間を文化の森で。
たまれぽ3の1
たまれぽ3の2
企画展コラボメニュー第2弾、もうすぐ登場。
2023/07/06No.585
 7月15日から始まります「いつも近くに石・石・石 みのかもの大地と足元の石たち」展。今回はミュージアムの中のcafe ツナグさんとのコラボメニューの第2弾、開発中です。

 夏にぴったり、おいしいデザートになるはずです。
「石」を意識して開発してくださいました。
 まるで黒雲母がたくさん含まれているようです。

 登場をお楽しみに……。
コラボメニューその2
企画展コラボメニューがもうすぐ登場。
2023/07/01No.584
 2023年7月15日から始まります「いつも近くに石・石・石 みのかもの大地と足元の石たち」展。今回はミュージアムの中のcafe ツナグさんとのコラボメニューを計画中です。

 本日、コラボメニューの案を拝見
「石」にちなんだ「あれ」がステキ&おいしく登場します。
 
 詳しくは後日、お知らせいたします。お楽しみに……。



たまれぽ1 企画展コラボメニュー
「みのかもannual2023-みちくさのもり-」が始まりました
2023/05/02No.583
5月2日の午前9時から、「みのかもannual2023-みちくさのもり-」が始まりました。

今年は26作家が参加してくれました。                   
搬入準備期間は4月30日と5月1日でした。

2日間、森のあちこちで作家たちが準備をしていました。
1日中、長い人は2日に渡って、暗くなるまで現場で試行錯誤する人もいました。
皆さんが真剣に、とても楽しそうに作業していたのが印象的でした。

脚立に昇って木に作品を吊るしたり、その場で穴を掘ったり、
大掛かりな制作に挑む方も多く、一人一人が使っている空間がいつにも増して広く、
伸びやかに感じられます。
 
お天気にも恵まれて、タイトルの「みちくさのもり」にふさわしい、お散歩日和の初日となりました。
快晴の初日です
竹とんぼを作っています!(最近の学習支援ボランティアの活動から)
2023/04/06No.582
文化の森には、学習をしに来た小中学生や保育園児の学習の安全の見守りや声掛けをする学習支援ボランティアの皆さんがいます。

今年度はコロナの状況を伺いつつではありますが、ようやくボランティアさんたちに学習支援活動をしていただけるようになりました。
「子どもたちの学習をバックアップできる活動をしよう」ということで始まった、昔遊びの道具の直しなども続けてくださっています。

3月17日は「竹とんぼ勉強会」です。
よく飛ぶように、ボランティアさんにコツを教えていただきながら作りました。
学校活用などで子どもたちに使ってもらうのを楽しみにしています!

大きな竹の節を取り除きます。
竹とんぼの幅に割った竹の中心に穴をあけます。
あとはひたすら削ります。
秋晴れの空の下
2022/11/11No.581
秋晴れの空の下、お子さんとママさん達のグループが楽しそうに過ごしていました。
小さなお子さんにとっては芝生広場で歩いたり、転んだり、触ったり、寝転んだりすることが大冒険かもしれませんね。
写真1
写真3
写真4
写真5
こんな晴れた日にはぜひ展望台からの景色を楽しんでください。
この日は白い帽子を被った御嶽山がよく見えました。
第15回美濃加茂市・早稲田大学文化交流事業「ミュージカルを体験しよう」を開催しました。
2022/10/19No.580
美濃加茂市と早稲田大学は、2007年4月に文化交流事業を結び、それ以降、それぞれを巡回する企画展や様々な催しを開催しています。
そのうちの一つに「学生野外劇」があります。これは、早稲田大学学生サークルが、一週間文化の森に滞在し、文化の森を舞台とした演劇を作り上げ、発表する企画です。

2008年度から毎年、様々な演劇サークルが文化の森で公演してきましたが、2020年度からは、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、開催は中止となっておりました。そこで、2022年度は、学生サークルによる市民向けミュージカルワークショップを開催することとなり、去る9月10日(土)に5名の学生さんが美濃加茂市に赴き、午前中は、市内巡り、午後にワークショップを行いました。

今回、美濃加茂市でワークショップを開催してくれたのは、「Seiren Musical Project(セイレン ミュージカル プロジェクト)」のメンバー5名です。

セイレンの公演は、2020年度、2021年度と2年連続で中止となり、その後、早稲田大学内小野記念講堂にて、無観客での上演を録画したものをYou Tubeで発表してくれています。今回はそのYou Tubeで発表したミュージカル作品「シャッターチャンス」の一場面を作り上げるワークショップです。

今回、2年分の美濃加茂市への思いとともに、ワークショップを開催。参加した皆様からは、
「ダンスと歌をやってみて、楽しかったし、またやってみたいです。」
「短時間でこんなに出来るようになるなんて、凄いです。本当に楽しくて、参加できてよかったです。」
「大学生の皆さんのパワーをいただけて良かったです。歌もきれいな声で皆さん自信にみちあふれていてすごいなあと思いました。もっと夢を持ってみたいと思いました。」
「演劇ワークショップの時は色々と芝居を見ていたのですが、今回のでまた演劇やミュージカルを見ようかなと思いました。」
など、参加した喜びや自分自身の変化や気づきなどの声をいただきました。

早稲田大学webサイトにもご紹介記事がございますので、併せてご覧ください。
美濃太田駅に到着。逍遙博士の銅像とともに
逍遙公園にて、坪内逍遙博士顕彰会の方から顕彰碑について、お話しを聞きました。
逍遙博士も訪れたムクノキの前で
中山道会館にて、市長から激励がありました。
まずは、自己紹介。
いよいよ実践。最初に入念な準備体操。
歌うパートごとにグループ分けをして、それぞれで練習します。まずは、歌を覚えます。
ピアノで音程を合わせます。
歌が完成したら、次はダンス練習。セイレンの皆さんは軽くステップを踏んでいるように見えますが、やってみると難しい・・・。
練習を重ね、踊れるようになっていきます。
いよいよ発表です。
スポットライトを浴びて、歌い、踊ります。
発表を終えて。皆様の清々しい笑顔が素敵です。
舩坂芳助さんのアーティスト・トーク
2022/10/06No.579
2022年10月2日(日)の午後、現在開催中の企画展「舩坂芳助 ドローイング・コラージュ」のトークイベントとして、舩坂芳助さんに展示作品についてお話しいただきました。

舩坂さんは版画家として活躍されてきた作家なので、今回のようなドローイング・コラージュの作品を紹介するのは当館としては初めての試みです。
展示した51点の作品は全て、「肌裏(はだうら)」という薄い和紙に「ダーマトグラフ」という紙巻鉛筆や墨で絵を描いて、裏返してのりでキャンバスやボードに張り込んでいくという、ユニークな手法で作られました。

トークは、ご自身の歩んできた画歴のことと技法の説明から始まりました。お客様からは「和紙をどんな道具を使って貼っているですか?」「のりはなにを使っているのですか?」など詳細な質問も出ましたが、気さくな舩坂さんは全て、快く答えていらっしゃいました。

作家の話を聞いてから作品を見てみると、感じ方も広がります。実物に近づいて、目を凝らして見ると、線の重なり具合がよく分かり、奥へ視線が誘われていくようです。

「舩坂芳助 ドローイング・コラージュ展」は2022年10月23日(日)まで開催しています。写真では見えない繊細な空間の表現をぜひ会場でお楽しみ
トークの様子
舩坂さんが使っているダーマトグラフ3本と貼り込む前の肌裏の断片
作品のアップ
年中行事 二百十日
2022/09/08No.578
9月に入りまだまだ暑い日が続きますが、みのかも文化の森では少しずつ秋の気配を感じるようになりました。

二百十日( にひゃくとおか)とは 立春 (2月4日か5日) から数えて 210日目の日で9月1日頃にあたるとされています。
この頃はちょうどイネの果時期であるうえに,台風の来襲する季節とも一致するので,昔から農家には厄日として警戒されていており、
この辺りでは鎌を竹に結びつけて、魔除けとしました。
生活体験館(まゆの家)の入り口にて展示中です。
(9月4日(日)まで)
・・・・・・
また敷地内には、夏の間にすっかり大きく実った柿やアベマキのどんぐりが色んでいく様子などをみることができます。

ぜひ美濃加茂文化の森で季節の移り変わりを感じてみてください。
まゆの家の前に大きく実った柿
まゆの家の前に飾った魔除けの鎌
アベマキのどんぐり
森の風景
夏休みの「ふらっとミュージアム」を開催しました。
2022/08/31No.577
 夏休み期間中の毎週木曜日、文化の森では「ふらっとミュージアム」という工作の講座を開催しました。
 
 今年の夏のプログラムは「おっとびっくり!あけてもハコ!」と「森のダンスパーティー」の2種類でした。
 
 8月4日と11日は「おっとびっくり!あけてもハコ!」。開催中の企画展「ハコ展」に合わせて、色々な大きさの折り紙や色紙などで入れ子のハコを折って作りました。

 8月18日と25日は「森のダンスパーティー」。細く切った紙をジャバラに折って、「操り人形のような」トリを作りました。

  参加者の皆さんからは、「だんだん小さくなる箱がたくさん入って楽しかった。」「むげんにはこを作りたい!」「シッポのふわふわが上手にできてうれしかった。」「手や足がのびておもしろいかった。」などの声をいただきました。
少しずつ小さくなる箱。一つひとつ丁寧に折りました。
「森のダンスパーティー」で作った作品
7月に博物館実習に来た大学生が作った「森のダンスパーティーの見本」
【夏休み特別企画】文化の森で夏あそびを楽しもう! を開催しました。
2022/08/18No.576
 毎日、むしむしする暑い日が続いています。皆さんは夏休みにはどんな遊びをしていますか。

 今年の夏、文化の森では、「夏休み特別企画」と題して、「文化の森で夏あそびを楽しもう!」の催しを行いました。
 
 開催したのは、8月5日と12日の2日間。
 生活体験館・まゆの家の前庭とお部屋の中で、いろいろな遊び道具を準備し、来てくださった皆さんが思い思いに遊べるようにしました。
 前庭では、竹で作った水鉄砲、針金枠でつくるシャボン玉、ササブネづくりなどを行いました。部屋の中では、けん玉やヨーヨー、お手玉などのちょっと懐かしい遊びや、ぶんぶんごま作りなど、そして「紙芝居」と「ちょっとこわいお話」の2本立ての読み聞かせもありました。一番の奥の部屋には蚊帳がつってあり、その中で寝転んだりしました。


 時々、まゆの家を吹き抜ける風が心地よい、夏休みの時間でした。
まゆの家の周りに生えているササで、ササブネづくり
お話を聞く、参加者の皆さん
文化の森に「箱男」あらわる!!
2022/08/09No.575
みのかも文化の森では、7月31日(日)に現在開催中の企画展
『ハコ展―箱膳から「ハコモノ」まで』の関連行事「小説『箱男』を読む」が開催されました。

箱男は、1973年に出版された安部公房(1924-1933)による書下ろしの小説で、段ボール箱を頭からすっぽりとかぶり、のぞき窓から外の世界をみつめて都市をさまよう「箱男」の記録の物語です。
参加者のみなさんもエントランスホールで実際に段ボール箱をかぶり、「箱男」の気分を体感していました。
この行事で用いた「箱男」の箱は、会期中、エントランスホールにて展示中です。
また、「箱男」をはじめとした「箱」が登場する文学たちも紹介しているので、ぜひお越しください。
箱男展示
箱男あらわる!
ハコ展チラシ   [20220805ハコ展チラシ: ]