森の日記
のんびり自然観察会「地層の中の化石を観察しよう」
2012/12/15No.52
 のんびり自然観察会「地層の中の化石を観察しよう」を研修室と常設展示室で行いました。
 この日は、あいにくの雨のため、化石林公園での講座を急きょ、化石に関する講義と常設展示室の化石見学に内容を変更して行いました。

 参加者らは、美濃加茂自然史研究会の鹿野勘次先生からカニサイの足跡の説明や珪化木の成り立ち、化石についての解説を常設展示室で聞きながら学習。展示物を前にしての解説は、子どもたちの興味をひきつけ、特に男の子が夢中になって化石の話を聞いていたようでした。
鹿野先生による常設展示室での解説1
鹿野先生による常設展示室での解説2
道草してきました
2012/12/14No.51
12月14日。「道草、古墳~奈良時代の風景」で、坂祝町酒倉・美濃加茂市草笛町、美濃加茂市加茂川町などにある古墳や古代寺院跡へ行ってきました。

地元にお住まいの方から、遺跡の昔の様子などを聞いたり、出土品を探してみたり、見て回るばかりでなく、道草も多くて・・・。

次回イベントは12月16日(日曜)です~。
http://www.forest.minokamo.gifu.jp/tenrankai/24/2012_11.html
現地でみつかった古代瓦
加茂の古代風景展開催中!
2012/12/14No.50
12月8日より、考古分野の展覧会がはじまりました。
富加町郷土資料館との合同開催ですが、こちらは、古墳時代後期~奈良時代がメインです。この地域の古墳、集落、古代寺院をあわせてご覧ください。

また、「歴史にさわる」コーナーでは、様々な展示品を手に取っていただけます。
出土品そのもの、それらをあたたかなまなざしで取扱って来られた方々の資料など、いろいろさわって・感じてみてください。1月27日まで。

http://www.forest.minokamo.gifu.jp/tenrankai/24/2012_11.html
お手製木箱に収められた石器にさわる
12月8日、大嶽有一展が始まりました。
2012/12/13No.49
搬入時から心配していた雪に降られることもなく、12月8日、無事に大嶽有一展がオープンしました。
今回のための新作もとても素敵なので、ぜひ見てもらいたいです。

写真は開会日の午後3時からのアーティストトークの様子です。
スライド上映をしながら自身の作品について語る大嶽さん。
人物像を作っていた頃の作品もとても新鮮でした。

和やかな雰囲気の開会日となりました。
アーティストトーク
「第1回ミノカモ学生演劇祭」戯曲ワークショップを開催
2012/12/09No.48
 来年3月9日(土)と10日(日)に美濃加茂市文化会館で開催を予定している「第1回ミノカモ学生演劇祭」に向けて、文化の森に全国各地から学生が集い、戯曲ワークショップが行われました。
この「第1回ミノカモ学生演劇祭」は、坪内逍遙の生誕地である美濃加茂市で、新しい学生演劇との関わりを形にしたいというコンセプトのもと初めて企画する事業です。
 今回は、その事業のスタートとして、文化の森での戯曲ワークショップや市内各地でのネタ探しなどを行い、各学生劇団で戯曲(台本)を担当する学生ら10人が参加しました。
 学生らは、日本劇作家協会東海支部のはせひろいちさん(52歳)ら3人の指導のもと、文化の森で3日間の滞在生活をしながらワークショップを受講。ストーリーの組み立て方や台詞の構成方法を学んだほか、市内各地にネタ探しにも出掛け、伊深町の旧伊深村役場や太田宿の町並みを見学したり、ブラジル人向け店舗などを見学したりしました。また、最終日には、3月に自分たちが上演する文化会館のステージを見学して、作品のイメージを膨らませていました。
 参加した学生たちからは、「関東地方の学生と東海地方の学生では、演劇に対する感覚みたいなものが違うことが分かった。その違いを生かして新たな発想でストーリーがかけそうなのでよかった」などといった感想が聞かれました。
文化の森でのワークショップ
伊深町伊深義民碑前でのネタ探し風景
文化会館でのワークショップ
自然観察会「のんびり楽しむ秋の森」
2012/11/17No.47
 身近な植物に親しもうと自然観察会「のんびり楽しむ秋の森」を生活体験館(まゆの家)で開催し、市内外から21人が参加しました。
 この日講師を務めたのは、植物生態学者として全国的に活動する多田多恵子さん。あいにくの雨により屋外での観察会はできませんでしたが、身近な植物の特長や、生き残っていくための植物の知恵、生き物と植物の関係性についてなどを、パワーポイントと実際の植物を使いながら伝えました。
 参加した人たちからは、「植物を違った視点から学ぶことができてよかった」「豊かな自然のあかしを、地域の植物から学べてうれしかった」などといった感想が聞かれていました。
参加者に説明する多田先生
第57回美濃加茂市美術展が始まりました。
2012/11/15No.46
第57回美濃加茂市美術展が始まりました。
今年は249点の応募があり、238点が入選となりました。
全部門から1点選ばれる市展大賞は写真部門です。
どの部門も力作が並んでいます。是非ご覧ください。
美濃加茂市美術展   [pdf: ]
中山尚子が描くクリスマス ~神戸モロゾフ クリスマス商品の販売とパッケージデザイン原画の展覧~
2012/11/14No.45
 中山尚子(1954年~)は岐阜県瑞浪市を拠点として活躍するイラストレーターです。ミステリー小説の装画やパッケージデザインなどを手がけ、私たちは様々なところでそのイラストを見ることができます。

 1998年以降、中山尚子は神戸モロゾフのクリスマスパッケージのデザインを手がけています。この原画を昨年の冬に当館で開催しました「中山尚子展 2002-2011」で展示し、ミュージアムショップにて実際の商品を販売したところ、反響を呼びました。

 そこで今年もリニューアルしたパッケージの原画4点を展示し、モロゾフのクリスマス商品をミュージアムショップにて販売しています。
 ぜひ皆様、ご来館下さい。


【販売期間:11月14日(水)~12月24日(月)】
ミュージアムショップ(クリスマスコーナー)
ミュージアムショップ(クリスマスコーナー2)
ミュージアムショップ(クリスマスコーナー3)
四季を食べる講座「ヘボご飯」
2012/11/08No.44
 生活体験館(まゆの家)で、この地域に伝わる料理を学ぶ「四季を食べる講座」を開催し、蜂の子を食す「ヘボご飯」を参加者とともにつくりました。
 参加者は、文化の森ボランティアの「伝承料理の会」会員のサポートにより、約1,100グラムのヘボを使ったヘボご飯や里芋の煮っ転がし、ほうれん草のおひたしなどを調理しました。
 参加した人たちからは、「巣からヘボを取り出すところから体験できてよかった。とても楽しかったです」などといった感想が聞かれました。
 次回の「四季を食べる講座」は、11月18日(日)に「手作りこんにゃく」をつくります。
調理風景
完成したヘボご飯
のんびり自然観察会「クズからでんぷん」
2012/11/01No.43
 10月27日、身近な場所にある植物に親しんでもらおうと、「クズ」の根からでんぷんを取り出し「くず粉」を作る講座「クズからでんぷん」が行われました。

 この日は、市内外から親子10人が参加。美濃加茂自然史研究会の安藤志郎さんの指導で、早速近くのクズが生えている場所に行き、材料となるクズを観察しました。
 その後、まゆの家であらかじめ掘っておいたクズの根を、包丁で薄く小さく切り、ミキサーにかけ、さらに布でこしてでんぷんを取り出しました。

 参加した子どもたちは「クズ根のでんぷんの取り出し方を初めて知った」「でんぷんを取り出すのは大変だったので、くず粉ができたら大切に使いたい」などと話していました。
クズの根について安藤先生からレクチャー
でんぷんの沈殿を観察
シードバンク 超その後
2011/12/28No.42
 9月4日まで開催しました「おどろき はっけん みのかもの自然」展で、「何か生えるかな~」とこっそり育てていた5つのシードバックカップ。展覧会が終了しても水やりをしていました。なんと、2つのカップから4種類の草が生え、随分大きくなりました。 
12月27日の様子
オオオナモミ情報2
2011/09/19No.41
 文化の森の近くに生えているオオオナモミの様子です。ほんのり赤っぽく色がついてきているなと思ったら…。



 トゲトゲのオオオナモミの赤ちゃんようなものが奥の方に見えましたが、残念ながら写真にはおさまりませんでした。
2011年9月18日のオオオナモミの様子
オオオナモミ情報1
2011/09/10No.40
 9月4日まで開催していた「おどろき はっけん みのかもの自然展」で登場したオオオナモミ。文化の森の近くで採集したものです。
 プランターのものと比較するために昨日様子を見に行って、びっくり!!
 なんと、、花のようなものがついています。
 葉も緑が濃くなっていて、プランターの姿とは大違いです。
葉の様子
早稲田大学 演劇野外公演の直前の様子 9月10日…初日
2011/09/10No.39
 いよいよ、今晩18:30開演します「早稲田大学 演劇野外公演」。
直前の学生さんたちの様子を…と思ったのですが、次の2枚をご紹介。

 森の木立を上手く演出されたなぁと感じます。
離れてみると
木の幹にも
早稲田大学 演劇野外公演の様子 9月9日
2011/09/09No.38
 9月6日から文化の森に滞在している、早稲田大学演劇サークル「劇団森(しん)」。公演を明日、明後日に控えて、今日も朝早くから稽古をしています。がんばれ。

 ちょっと稽古の雰囲気を…と思い、パチリ。

 今年は、ステージが森の木々の間のようです。
 皆様のご来場をお待ちしています。お楽しみに。
稽古の合間
ありがとうございました。
2011/09/06No.37
 「おどろき はっけん みのかもの自然展」は9月4日に終了いたしました。見に来てくださいました皆様、ありがとうございました。

 展覧会は、9月4日で終了しましたが、「自然のふしぎ」はわたしたちの周りに
まだまだ、たくさんあります。じっくり時間をかけて考えること、本物から観察すること、これからもそんな時間を持っていくことができたらと思います。
本日、「おどろき はっけん みのかもの自然展」最終日
2011/09/04No.36
 「おどろき はっけん みのかもの自然展」も、いよいよ最終日を迎えました。最終日に雨…、ちょっと残念な気もしますが、「命」をはぐぐむ水に恵まれた日と考えることにしたいと思います。

 最終日にうれしいお知らせ。
 緑のホール前に展示していた「シードバンクコーナー」の「伊深小の土」から芽が3つも出ていました。

シードバンク 伊深小の土
森の中のスタンプは避難中です。
2011/09/02No.35
 「おどろき はっけん みのかもの自然展」で外へ出かけていくポイントにあるスタンプは、台風の風の影響を受けないよう、ただいま建物の中へ避難しています。風と雨の様子を見て、元の場所に戻す予定でいますので、ご了承ください。

 企画展もあと、2日。

 まだの方は、ぜひ早めにご覧ください。
みんなでつくるタンポポ 工作終了!
2011/08/30No.34
 「おどろき はっけん みのかもの自然」展の展示室1で行っていました おたのしみ工作「みんなでつくるタンポポの花」は、終了しました。
 明日8月31日からは「みんなでつくったタンポポの花」を展示します。会期中にご来場された皆さんが作られたタンポポに、「そうほう」をつけました。花の数からすると、ニホンタンポポです。

 この工作を通じて、ひとりひとりが作った小さな花が集まって、わたしたちがよく見かける「タンポポの花」になっているということを、実感いただけたらうれしく思います。
みんなで作ったタンポポ
残り5日間となりました。
2011/08/30No.33
 「おどろき はっけん みのかもの自然」展も9月4日まで、残り5日間となりました。

 オープンと共にタネまきをしましたチンゲンサイも生えてこなさそうです。展示室に展示しているオオオナモミと同じ株から採れたタネをまいたものです。これもアワダチソウグンバイが必ず「遊びに」来ているので、少し葉っぱが枯れてきています。

 オオオナモミのイガの中に入っている2つのタネは時間差で芽を出すことが多いのですが、今回、2つが一度に芽を出しました。
正面玄関の様子
オオオナモミ
一つのオオオナモミから2つとも芽が出た!
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