森の日記
美濃加茂Annual2014 -gallery to grow thick-
2014/04/26No.152
毎年、文化の森で行われている、中部エリアで活躍している作家による展覧会が行われています。
森の中に60余名の作家の作品が展示されており、いつもと違う森の風景が楽しめます。
また、森の中にカフェやショップ、この期間限定の小屋もあり食事も楽しめます。
ギャラリーツアーが行われ、多くの観覧者が列を成して作家のトークに耳をかたむけていました。

明日は、バターナイフを作るワークショップも行なわれます。
展覧会は明日まで。
お陰さまで、晴天は続きそう。
森の散策とともに作品をご覧にいらしてください。
ギャラリーツアー風景
森の中に小屋が建ってます
「里山のオカイコサマ展 -美濃加茂の養蚕-」 始まりました
2014/04/19No.151
今年度、最初の企画展が始まりました。

私たちの生活の中でも身近な「シルク」。つまり、「絹」のことですが、実は、絹を生産するための養蚕という産業が美濃加茂でも盛んに行なわれていました。
今回は、当時の写真や、貴重な資料、養蚕を描いた浮世絵など「オカイコサマ」について盛り沢山、紹介しております。

ショップでは、養蚕に使われていた火鉢のミニチュアや、シルク配合のあぶら取紙も販売しております。

入館無料です。
ぜひ、お立ち寄りください。
懐かしい風景や資料を画像でご覧いただけます。
展示風景
「シルク入あぶら取紙」と「火鉢」
常設展示室のどこかに…
2014/04/13No.150
小さなパネルが出現しました。

いったいなんのパネルなのか、見てのお楽しみです。
常設展示室パネル
「竹サークル」様から竹細工の入れ物を寄贈していただきました。
2014/04/12No.149
月に2回程、土曜日に活動されている「竹サークル」様から竹から作った入れ物を「文化の森で使ってください。」といただきました。
梅など干すときに使う浅めの大きいざる籠や、生活体験館で当館の情報誌などを入れておく籠をいただきました。

「竹サークル」のみなさんは、竹を割いて材料を作るところから、昔の手法で、一編一編丁寧な作業で制作していらっしゃいます。
できあがったものは、とても丈夫で見た目も均整がとれており美しいです。
また、日本製なので安心して使えます。

ありがとうございました。
寄贈いただいた竹サークルの先生と会員さん
市制施行60周年記念事業「タイムカプセル」展示
2014/04/02No.148
今年度、美濃加茂市制施行60 周年事業として、30 年前に埋設したタイムカプセルを10月末まで展示します。このタイムカプセルは市制施行30周年を記念して1984 年11 月3 日、当時新設された駅前広場に小・中学生(1969年4 月2 日生~ 1978 年4 月1 日生)約6000 名が書いた作文集等を入れて埋設されました。2014年へのメッセージ「ぼくの夢 わたしの夢」と題して、小・中学校のクラスごとにまとめられています。
 埋設してから30 年後の今年3 月に保存状態の確認などのため、タイムカプセルを掘り起しました。開封式は、11 月に行うため作文を見ることはできませんが、今後の取り扱いなどについては、美濃加茂市のホームページや広報みのかもなどで紹介していきます。

                記

と き 2014年4月1日~10月31日
ところ みのかも文化の森
展示品 タイムカプセル・広報・新聞・原稿用紙・封筒など
    ビデオ*1

*1 ビデオは係員にお申し出いただければ視聴できます。

みのかも文化の森にご来館の際は、ぜひ一度ご覧になってください。
展示風景
タイムカプセル
展示作品
展示案内
竹サークル展
2014/03/22No.147
定期的にサークル活動で当館をご利用いただいています、竹サークルさんの作品展がとても好評です。

竹を山からとってきたものを割いて材料をつくるところから作製しているそうです。

昔の道具として、竹でできたザルやかごをどこの家庭でも使っていましたが、今ではさまざまな製品が手軽に手に入ることから、竹を使う担い手が、どの地域でもいらっしゃらないようです。

竹から作り込まれた作品は、どれも味わいがあり、趣きがあり、そして、温かみが感じられます。

竹サークルの「竹の作品展」は明日までとなっております。

この機会に是非ご覧ください。
ご案内看板
展示風景
岸義人先生がご来館
2014/02/21No.146
美濃加茂市蜂屋町出身で、現在ハーバード大学名誉教授である岸 義人(きし よしと)先生がみのかも文化の森にご来館され、施設の見学をしていただきました。

岸先生は、乳がんに効く抗がん剤の開発につながった有機化合物の人口合成に成功した文化功労者で、昨夏、当館においても「岸義人展」として紹介させていただきました。

岸先生は森のタワーから市内をご覧になり、昔と違い、山や田であったところが市街地や住宅街へと発展したことに驚いていらっしゃいました。また、母校である加茂高校までの通学路を懐かしく思い起こしていらっしゃいました。

前日には、名古屋大学でご講演を行い、ご来館後は母校である蜂屋小学校や加茂高校を訪れ、後輩たちにエールを送っていただきました。

大変、ハードなご予定の中、当館にお立ち寄りいただきありがとうございました。


*岸 義人(きし よしと 1937年4月13日- )。名古屋生まれ。1944年暮れに父の実家である美濃加茂市へ疎開。
蜂屋小学校、蜂屋中学校、県立加茂高校、名古屋大学出身。現在、ハーバード大学名誉教授。海洋性天然有機化合物の研究を行い、テトロドトキシン、ハリコンドリンB、パリトキシン、ルシフェリンなどの全合成に成功。

常設展示室にて(左が岸義人先生)
森のタワーにて(右が岸義人先生)
四季を食べる講座「春祭りと餅なげ」
2014/02/16No.145
「伝承料理の会」ボランティアの皆さんと一緒に、地域にまつわる春祭りにちなんだ料理を作りました。
そして、土びなが飾られているまゆの家で、出来上がった料理を楽しみました。
その後、いよいよ待ちに待った“餅なげ”
にぎやかに、そして盛大に餅なげが行われました。
週に2回程、文化の森に遊びに来てくれている子どもたちは、偶然、参加できた餅なげに大喜びでした。
先日までの寒空と違い、今日は穏やかな日和となりました。
一足早い春の行事とともに、心も暖かい気持ちになりました。
調理風景
土びなとお料理の一部
餅なげ風景
餅なげに参加した子どもたち
姉妹都市ダボ市とのコラボアート展が始まる
2014/02/14No.144
 明日から16日まで、美濃加茂市の姉妹都市であるオーストラリア・ダボ市との交流深めようと「姉妹都市ダボ市とのコラボアート展」が開催されます。
 これは、美濃加茂市とダボ市が姉妹都市提携を結んで来年25周年を迎えることを記念し、両市の市民が協力して一つの作品を制作し、展示しようと美濃加茂国際交流協会が主催したものです。
 展示されている作品は、歌川広重の木曾街道シリーズから本市の「太田宿」をテーマにした『太田宿 広重スタイル』(横110㎝×縦71㎝)の一点。この作品はダボ市の作家17人と美濃加茂市民ら18人が参加し、35ピースに分けられた歌川広重の「太田宿」をそれぞれの感性で着色。来日中のダボ市在住のアーティスト、ジャック・ランドールさん(今回の制作総指揮者)が組み合わせ、一つの作品として表現したものを展示しました。
 15日(土)の13時からは、文化の森でジャック・ランドールさんによる、文字の美しさを視覚的に表現するカリグラフィーアートの実演パフォーマンスを行う予定です。参加は無料でどなたでもご来場いただけます。せひお越しください。
ジャックによる展示
展示風景
游の会 「凛冽」 伊勢型紙作品展
2014/02/13No.143
みのかも文化の森を定期的に利用いただいている「游の会」(ゆうのかい)の皆さんの作品が展示されています。

「凛冽」(寒気のきびしいさま)をテーマに梅や椿を伊勢型紙で表現しています。とても繊細で、しなやかに、そして洗練された皆さんの力作をご覧いただけます。


 会期  平成26年2月11日(火)~23日(日)
             但し17日(月)は休館
     9:00~17:00(最終日15:00まで)

 会場  みのかも文化の森 展示ホール
ご案内
展示風景
今シーズン初のまとまった雪!
2014/02/08No.142
今日はユキ。
今シーズン初のまとまった雪が降りました。
文化の森も銀世界になりました。
ロータリーなどを朝から早速雪かきをして、いい汗をかきました。

追伸
とけた雪が屋根に落ちて、「ドーン」とすごい音がします。
何処かで大砲の音がしているようです。
突然鳴り出すので、びっくりします。
ロータリーの雪
展望塔から 1
展望塔から 2
展望塔から 3
棟の雪が落ちた
アートな1日「馬の土鈴に絵付け」
2014/01/26No.141
今年の干支である馬の土鈴にデザインをして色を塗る、アートな1日が行われました。
たくさんご参加いただき、色とりどりの華麗な馬が出来上がっていました。
みなさん、良い1年でありますように。
彩られたお馬さんがみなさんを見守ってくれるような気がします。
絵付け中です
完成しました。
地震避難誘導訓練及び消防訓練を行いました
2013/12/26No.140
12月26日(木)にみのかも文化の森にて地震避難誘導訓練及び消防訓練が行われました。今回の訓練は、今まで行っていた火災による避難誘導訓練ではなく、震度6強の地震によって火災が発生したとの設定で実施しました。まず職員全員が机の下に身を隠し、その後建物内外の各所へ手分けして見回りを行ってから、担架を使って要救護者搬送訓練を行いました。

その後、事務所の火災通報装置の操作説明を保守点検業者から受け、119番通報の手順を学んだ後、消火栓を使った放水訓練と、消火器を使った消火訓練を実施しました。

今の時期は空気が乾燥して火災が発生しやすい季節です。みなさまも火の元には十分に注意していただいて、良いお年をお迎えください。

今年も森の日記を読んでいただきありがとうございました。来年度もよろしくお願いいたします。
放水訓練
消火器訓練
門松立て
2013/12/18No.139
12月14日、ボランティアのみなさんに、まゆの家に門松を立てていただきました(2014年1月5日まで)。松とフクラド(福が来るようにという意味、和名:ソヨゴ)に、和紙の幣帛をつけた簡素なものです。その日は、フォレスタくらぶの子どもたちも準備の様子を見学しました。まゆの家を、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます
門松を立てる
蜂屋柿とお花の贈りもの
2013/12/18No.138
蜂屋小学校6年生と4年生の児童のみなさんが雨の中、文化の森へ贈りものを届けに来てくれました。

6年生の子ども達からは、蜂屋柿の干し柿をいただきました。生柿から、干し柿になるまでのすべての工程を子どもたちの手で心を込めて作ってくれたものです。

4年生の子ども達からは、パンジーの鉢植えを届けてくれました。可憐に咲く青いパンジーのお花は、今、文化の森の正面玄関でお客様を迎えてくれています。

それぞれの贈りものには、私たちスタッフの健康にも気遣っていただく心温まるお手紙も添えられていました。

蜂屋小学校のみなさん ありがとうございました。
礼儀正しく挨拶や自己紹介をする児童のみなさん
蜂屋柿の干柿の贈りものをいただきました
パンジーの鉢植えをいただきました
蜂屋柿とパンジー
森のコンサート「クリスマスコンサート」
2013/12/18No.137
12月15日(日)14:00から15:00の間に文化の森エントランスホールにて山田広美さん、木須康一さんによる「クリスマスコンサート」が開催されました。
山田広美さんは、Vocalとして愛知県名古屋市を拠点に活動をしているアーティストで、病院・病棟・医療福祉施設等においても様々なミュージシャンとコラボレーションによる参加型コンサートを実践している方です。
今回、Pianoの奏者である木須康一さんとペアを組み、「ひまわり 愛のテーマ」、「ホワイトクリスマス」、「美女と野獣」、「星に願いを」などさまざまなジャンルの音楽を歌とピアノの伴奏でお届けしました。
来場された約130名の皆様は、エントランスホールに響き渡る山田広美さんの歌声と木須康一さんの美しいピアノの演奏のコラボレーションの世界にすっかりと入り込んでいました。
それ以外にも、ハンドベルの演奏に約15名程のお客様も参加され、一緒にクリスマスの演奏を行い、一足早いクリスマスのひと時を楽しみました。



コンサート風景①
コンサート風景②
コンサート風景③
コンサート風景④
天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”+ 栗田宏一 アフタートーク
2013/12/15No.136
料理家の辰巳芳子さんのドキュメンタリー映画「天のしずく」を上映しました。

この日、美術家の栗田宏一さんが美濃加茂まで来てくださいました。栗田さんはありのままの土の美しさを伝える作品展示を続けているのですが、実はこの映画に出演しているのです。

トークでは栗田さんの土のこと、映画の撮影話、辰巳さんの人柄にも触れるお話でした。
食の辰巳さんと土の栗田さんの考えは根でつながっていて、二人が共鳴しあっていることが心地よく伝わってきました。

2005年に当館で栗田さんの展示を開催したとき、その色の豊かさに驚き感動したものです。この時のワークショップで展示した土をもう一度飾ったところ、映画を見終えたお客さまが足をとめてその色合いに見入っていました。



栗田さんのアフタートーク
2005年開催の栗田宏一ワークショップ作品
自然と科学の講座「天気のしくみ」
2013/12/14No.135
 水蒸気や気圧の変化などの実験を通して気象のしくみを学ぶ講座「天気のしくみ」を実施しました。
 この講座は、岐阜大学とのタイアップ事業で、気圧の変化や雲のできた方について、加茂高校の木澤先生が中心となってお話しいただきました。講座の中では、有人潜水調査船「しんかい2000」でも使用された実験機材も登場。水深600mの水圧を再現し、カップラーメンの容器が、水圧で小さくなっていく様子等を再現しました。
 講座の最後には、雪の結晶のでき方や模様を学び、はさみと紙を使って、規則性のあるオリジナルの結晶作りを参加者全員で楽しみました。
木澤先生による雲の説明
水深600mの海底の水圧を再現
水圧により小さくなったカップ麺の容器
「ミノカモ学生演劇祭」戯曲ワークショップを開催
2013/12/08No.134
来年3月8日(土)と9日(日)に美濃加茂市文化会館で開催を予定している「第2回ミノカモ学生演劇祭」に向けて、文化の森に出演予定大学の学生が集い、劇の土台の作り方について学ぶ「戯曲ワークショップ」が行われました。
この「ミノカモ学生演劇祭」は、演劇界に大きな功績を残した坪内逍遙の生誕地である美濃加茂市で、学生演劇の発表の場を新しいカタチで提供しようと昨年度から実行委員会を立ち上げて行っている企画です。
今回は、文化の森での劇作セミナーや市内各地での劇のネタ探しなどを行い、各学生劇団で戯曲(台本)を担当する学生ら10人が参加しました。
学生らは、劇作家のはせひろいちさんや渡山博崇さんら講師4人の指導で、文化の森宿泊棟に3日間の滞在生活をしながらワークショップに参加。劇作セミナーでは、ストーリーの組み立て方や台詞の構成方法を学んだほか、市内各地にネタ探しにも出掛け、蜂屋町の瑞林寺や堂上蜂屋柿の保存木などを見学したほか、太田宿界隈を自由にフィールドワークして劇作の題材を探していました。
参加した学生たちからは、「同じ景色を見ても、それぞれの大学によって劇への応用の仕方が違い勉強になった」などといった感想が聞かれました。
フィールドワーク
堂上蜂屋柿の保存木の話を聞く
かまどでごはんづくり
戯曲ワークショップ
参加メンバーの皆さん
中山尚子ワークショップ「私の箱」
2013/12/05No.133
12月4日(水)13:00から文化の森エントランスホールにて『中山尚子ワークショップ「私の箱」クリスマスを飾ろう』の講座が開催されました。
イラストレーターである中山尚子さんは、「箱」をテーマにしたイラストやパッケージデザインを手がけており、ご本人のご指導の下クリスマスを彩るオリジナルの箱を作るという企画です。
参加された皆さんは、中山尚子さんがデザインしたイラストを上手に切って貼り付けたり、絵具を使って自分だけの箱を色鮮やかに仕上げていきました。

制作中①
制作中②
制作中③
制作中④
完成品