森の日記
限定展示「トンボの幼虫のヤゴのぬけがら」のご案内
2021/08/04No.547
 「だいすき、虫!」展の限定展示「トンボの幼虫のヤゴのぬけがら」が始まりました。
 「だいすき、虫」展の中の「林さんのだいすき、虫!」でご紹介しています、トンボの幼虫のヤゴのぬけがら。林さんは毎年調査をされていますが、2004年にコツコツ収集したぬけがらたちを展示しています。「川の護岸のコンクリートの所で見つけることができるけど、雨が降って水が増えると流されてしまうんだよ。」とおっしゃっていました。

 あわせてトンボの羽化の様子の写真もご紹介しています。
 期間限定の「トンボの幼虫のヤゴのぬけがら」は、8月14日まで、展示ホールで展示中です。
 だいすき、虫展は、8月29日までの開催です。
「だいすき、虫」展 特別展示
トンボのヤゴ
2021年度の博物館実習を行いました
2021/07/31No.546
 7月27日から7月31日までの5日間、博物館の専門職員である学芸員の資格取得を目指す7名の大学生の皆さんが、美濃加茂市民ミュージアムで博物館実習をしました。
 博物館の理念や展覧会の企画と運営、歴史や考古、美術、民俗、自然の各分野の博物館資料の取り扱い、学校活用の実際など、多岐にわたる博物館の業務について、講義を聞いたり、実際に体験したりしました。

 写真は資料を害する虫のくん蒸作業のため、くん蒸場所まで運び出す作業の様子とくん蒸時にいれる害虫サンプルについて説明を受けている様子です。
運び出しの様子
害虫サンプルについての説明
9月からの企画展:阿曽藍人展の作品制作のこと
2021/07/18No.545
9月25日から、美濃加茂市民ミュージアムでは阿曽藍人さんの展覧会【Inner Land 内なる大地へ】が始まります。                                         
阿曽さんは美濃加茂市に工房を構え、陶を素材にした作品作りをしている作家です。
      
今週は、この展覧会で発表する作品の一部を文化の森にある電気炉を使って焼成しました。

黄色の土が、焼くと赤みを帯びた色に変わりました。
電気炉へ
まん丸のかたちの土の玉です
焼き上がりました
緑に映えます
たまれぽ1「だいすき、虫!」展まもなく始まります。
2021/07/13No.544
 7月17日から「だいすき、虫!」展が始まります。
 昆虫のもつ様々なおもしろさに心ひかれ、魅了された人々の「目」を通して、わたしたちの身近に存在する昆虫たちの魅力や昆虫の世界をご紹介いたします。ぜひお出かけください。


 「だいすき、虫!」展「クリアファイル」を作りました。こちらは数量限定です。 昆虫のすてきなイラストがいっぱいです。
価格 1つ250円
販売場所 みのかも文化の森 ミュージアムショップ
たまちゃんとチラシ
クリアファイルにはさまれてみた。
ふるさとファイル『ホタル来い』(改訂版)を販売中です。
2021/05/27No.543
三和のゲンジボタルは市指定の天然記念物です。毎年6月の中旬ごろになると、黄緑色のやわらかな光を放ちながら多くのゲンジボタルが飛びます。
 本冊子は1991年に刊行しました『ホタル来い』の改訂版。三和小学校の取り組みなど、最新の情報を加えました。またホタルの棲む環境に関する新たな寄稿も掲載。

 今年のホタルを観に行かれる前に、ぜひお手にとってくださいませ。

販売価格 一冊200円
販売場所 みのかも文化の森 ミュージアムショップ
ふるさとファイル『ホタル来い』(改訂版)
みのかもannual2021 - Forest Labo - 搬入・展示作業の様子
2021/05/24No.542
みのかもannual2021 - Forest Labo -

5月25日からいよいよ展覧会が始まります。
22日から24日の間、搬入・展示の作業が森のあちこちで行われました。


1枚目:作品を見てゆったりした気持ちになってもらえれば」と話す矢田量子さんは森の植物に注目。

2枚目:普段は絵を描いている若尾武幸さん、annualでは木を素材にした立体に挑戦しています。

3枚目:Mitosさんはテラスで着々と制作中です。
矢田さんの作品の一部
若尾さんの作品の一部
実験的な絵画を制作中
みのかもannual2021 - Forest Labo - に向けての準備
2021/05/24No.541
みのかもannual2021 - Forest Labo -

5月25日火曜日から展覧会が始まります。

5月24日まではClose Labo、発表のための実験期間です。

植松ゆりかさんは、毎年annualに参加している作家。
ぬいぐるみと森で集めた素材とを併せて作品を作り発表します。

始まりましたら是非、森の中を探してみて下さい。


作品制作中
みのかもannual2021 - Forest Labo - に向けての準備
2021/05/21No.540
みのかもannual2021 - Forest Labo -
来週の火曜日から展覧会が始まります。

今はClose Labo、発表のための実験期間です。

「実際にこの場に来てみて、作品を考えたいから」、と
参加作家の寺尾忠さんが作品の一部を森で置いて試しているところ。


【みのかもannual2021 - Forest Labo -】
みのかも文化の森の敷地の森の中で開催する現代アートの展覧会
森の素材や環境を生かした実験的な発表を行います。
〇会期:2021年5月25日(火)~5月30日(日)
〇時間:午前9時~午後5時 最終日は午後3時まで
〇観覧無料
◎休館日:月曜日(ただし祝日の場合は開館し、直後の平日休館)

*新型コロナウイルス感染拡大の状況により、参加作家が変更となる場合がございます。
*ご入館の際はマスクの着用と手指消毒、検温をお願いしています。
*展覧会につきましては詳しくはプロフィール欄よりみのかも文化の森HP内〔展覧会情報〕をご覧ください。
選んだ展示場所で実験中
作品の一部です。
【みのかもannual 2021 - Forest Labo - 】 の準備期間が始まります
2021/05/13No.539
5月25日から5月30日の間、みのかも文化の森では現代美術のアーティストたちが森の中で発表する「みのかもannual 2021 Forest Labo」を開催します。
みのかもannualは毎年ゴールデンウィークに開催してきた企画で、東海地方を活動拠点とする作家たちが集まり、ミュージアムを取り囲む森の中で表現を研究し、作品を発表するものです。 

今年の参加作家数は例年よりも少ない人数となりましたが、自然の中で手に入れることができるものを使いつつ、文化の森の環境の中で表現の可能性を試すため、森のあちこちで色々な実験を行います。

今週からは構想を練ったり、研究したり、展示の準備をするために作家が来館します。
森の中を歩くと、制作の様子が見られるかもしれません。

これから会期が終わるまで、Web上で準備の様子をお知らせします。

「みのかもannual 2021 Forest Labo 」
〇会期:2021年5月25日(火)~5月30日(日)
〇時間:午前9時~午後5時 最終日は午後3時まで
〇観覧無料
◎休館日:月曜日(ただし祝日の場合は開館し、直後の平日休館)

*新型コロナウイルス感染拡大の状況により、参加作家が変更となる場合がございます。
*ご入館の際はマスクの着用と手指消毒、検温をお願いしています。
*展覧会につきましては詳しくはプロフィール欄よりみのかも文化の森HP内〔展覧会情報〕をご覧ください。
チラシ画像
鍋敷きを作りました!(最近の学習支援ボランティアの活動から)
2021/05/11No.538
文化の森には、学習をしに来た小中学生や保育園児の学習の安全の見守りや声掛けをする学習支援ボランティアがいます。

今年度は昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、ボランティアさんたちは子どもたちの学習支援活動をお休みしています。
しかし、「子どもたちの学習をバックアックできる活動をしよう」ということで、昔遊びの道具の直しなどを始めています。

4月22日は紙バンドを手で編んで、お手製の「鍋敷き」を作りました。
学校活用で子どもたちに使ってもらうのを楽しみにしています。
鍋敷き作りの様子
紙バンドを編む様子
力を入れながら編みます
完成した鍋敷き
今年度最後のフォレスタくらぶを開催しました!
2021/03/30No.537
2021年3/13(土)に、今年度最後のフォレスタくらぶを開催しました。
 (フォレスタくらぶは、小学1年生から中学1年生までを対象とした会員制の定期講座です。)

今回の講座は「逍遙の書Yo!!」。坪内逍遙の書いた「書」を鑑賞して、作品を制作しました。

 常設展示室で坪内逍遥についての解説を学芸員から聞き、その後、逍遙の作品を間近で鑑賞しました。そして、事前に考えてきた書きたい文字の意味やその文字を選んだ思いを込めて、筆と墨を使い書の制作をしました。最後に常設展示室の「トッテミテ」を体験しました。
坪内逍遙の書を鑑賞しています
自由に筆を動かして、書の練習をしています
子どもの作品です
常設展示室で「トッテミテ」を体験しています
ていねいな暮らし講座「春を染める」を開催しました!
2021/03/30No.536
3/11に、ていねいな暮らし講座「春を染める」を開催しました。

新型コロナウィルス対策として事前申し込み制、人数制限をして行いました。
今回は春の草木の代表 ” ヨモギ ”  “ サクラ “を使って、ストールを染めました。
輪ゴムをくくって染めることで、オリジナルの絞り染めになります。

みなさん、春色のやわらかな色合いの素敵なストールに仕上がりました。

春風に吹かれる草木染めのストールを眺めて、春を感じる講座となりました。

文化の森ではさまざまな講座を計画しています。
詳しくはホームページをご覧ください。
※新型コロナウイルスの状況により、中止または変更になる場合がございます。
よもぎ
草木染めの様子
きれいな色が出ています
春色の絞り染めスカーフ
まゆの家で “ 土雛(つちびな) ”の展示をしています!(~4/3まで)
2021/03/23No.535
ただいま「まゆの家」では、年中行事「ひなかざり」として “ 土雛(つちびな) ” を展示しています。
土雛とは、土をこねて形をつくり、焼いて絵の具で色をつけた人形です。
ひな人形、武者人形、歌舞伎役者、動物などさまざまなものがあります。

昔の養蚕民家を復元した “まゆの家”で、ゆったり畳に座り、
やわらかな表情のお人形たちを見ていると、見ているこちらもほっこり優しい気持ちになれそうです。

素朴で温かみのある “ ひなかざり ”の展示は、4/3(土)までです。
ぜひお越しください。
ひなかざり
風情ある畳のお部屋に展示しています
お内裏様とお雛様
素朴で温かみのある “土雛(つちびな)”
月に一度全職員で森の整備をしています!
2021/03/11No.534
豊かな森に囲まれたみのかも文化の森。
森の散策路沿いには野外彫刻や遺跡があり、四季折々の動植物を観察することができます。

お客様に安全に気持ちよく森を散策していただけるように、
文化の森の全職員で月に一度、森の整備作業を行っています。

写真1枚目、2枚目は2月の整備作業の様子です。
小雪が舞う中、木の伐採や落ちている大きな枝などを撤去しました。
木が茂りすぎて少し暗かった場所にも陽の光が差し込み、こもれびを浴びながら散策を楽しんでいただけるようになりました。

過ごしやすい季節になってきました。
芝生広場やテラスではお弁当を食べていただくこともできます。ぜひ遊びにきてください。
木の伐採
森が明るくなっていきます
こもれび
「おうちde歴史イベント」から抽選で200名様にプレゼント!
2021/03/04No.533
3/28(日)12:45~ YouTubeライブ配信にて、おうちde歴史イベント「夕雲の城」が開催されます。
内容は写真2枚目のチラシをご覧ください。申し込み不要でご覧いただけます。
YouTubeのURLなど、詳しくは後日ホームページの〔お知らせ欄〕でもご案内します。

本日はこの「おうちde歴史イベント」からプレゼントのご案内です。
オリジナル資料集『織田信長の東美濃攻略を考える』【A4判90ページ〕※表紙イメージは写真1枚目のチラシに掲載
を抽選で200名様にプレゼントいたします!
豪華執筆陣による東美濃攻略を題材とした論考集と歴史マンガ「夕雲の城」事業の歩みを記録した資料集です。

ご希望の方はハガキにて下記へお申し込みください。3/15(月)消印有効です。
当選者の発表は発送をもって代えさせて頂きます。
●申込先●
〒501-3392 富加町役場 教育委員会文化財係
① 資料集希望を明記  ② 送付先の氏名、住所、電話番号
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〔写真3枚目〕歴史マンガ「夕雲の城」表紙
〔写真4枚目〕マンガのカット
チラシ〔うら〕
チラシ〔おもて〕
歴史マンガ「夕雲の城」表紙
マンガのカット
刊行物 『岐阜県の動物』〔哺乳類・爬虫類・両生類・十脚類〕のご紹介!
2021/02/25No.532
『岐阜県の動物』〔哺乳類・爬虫類・両生類・十脚類〕/岐阜新聞社 が刊行されました。

本誌は岐阜県内の野外で確認された確実な記録のある123種を掲載しています。
それぞれの種の写真や、特徴などの解説のほか、コラムなどもあり、
見てたのしい、読んでたのしい1冊です。

ちなみに、美濃加茂市民ミュージアムの所蔵資料も紹介されています。

ぜひお手にとってご覧ください。
文化の森ミュージアムショップにて販売中です。
『岐阜県の動物』〔哺乳類・爬虫類・両生類・十脚類〕/岐阜新聞社 
ミュージアムショップにて販売中です
文化の森の雪景色
2021/02/18No.531
文化の森に雪がふりました。

しずかに、ゆっくりと森に降りそそぐ粉雪。
エントランスホールからの景色は
まるで絵はがきのような美しさです。
エントランスホールからの雪景色
粉雪が舞う森
企画展「墨伝う思い 書を通して知る文人 坪内逍遙」2期 開催中です
2021/02/18No.530
坪内逍遙の書を紹介する企画展「墨伝う思い」の2期が始まっています。

1期には展示していなかった書の作品が増えています。また、逍遙が言葉を書き贈った書を掲載した本、本展初公開の寄せ書きや、逍遙と交流のあった漫画家・岡本一平と小説家・岡本かの子の作品なども加えました。

逍遙が書にした言葉の数々に、逍遙の生き方が見えてきます。
広々とした展示室で心静かな時間をお過ごしいただけるように、落ち着いた空間づくりを目指しました。

日常から少し離れて、逍遙の志に触れるべく美しい言葉と書の世界をお楽しみいただければと思います。
展示室
展示室の様子
早稲田大学歴史館にて「墨伝う思い 書を通して知る文人・坪内逍遙」開催中です
2021/02/16No.529
美濃加茂市民ミュージアムで第1期として12月12日~1月11日まで開催していた「墨伝う思い 書を通して知る文人・坪内逍遙」は現在、早稲田大学歴史館で開催中です。
この歴史館の会場風景を360度カメラで撮影した画像が早稲田大学のHP内で紹介されています。
ぜひご覧ください。
展示会場
新収蔵品展「座馬井邨の書と歌」開催中です
2021/02/10No.528
美濃加茂市出身で日展を舞台に活躍した書家・座馬井邨の展覧会を開催しています。
万葉歌など古典和歌を書いた清明で優美なかな書を多く手掛けますが、やがて「読みやすく、親しみやすい書」を心がけて、自作の和歌を調和体に近い書風で表現するようになりました。99歳で亡くなりましたが、亡くなる直前まで制作を続けていました。
展示会場には今年、ご遺族から寄贈いただいた10点を含む21作品を展示しました。特に90代に書いた大作は生命力に満ち、圧巻です。ぜひ会場でご体感いただけたらうれしいです。
展覧会場