森の日記
企画展「墨伝う思い 書を通して知る文人 坪内逍遙」2期 開催中です
2021/02/18No.530
坪内逍遙の書を紹介する企画展「墨伝う思い」の2期が始まっています。

1期には展示していなかった書の作品が増えています。また、逍遙が言葉を書き贈った書を掲載した本、本展初公開の寄せ書きや、逍遙と交流のあった漫画家・岡本一平と小説家・岡本かの子の作品なども加えました。

逍遙が書にした言葉の数々に、逍遙の生き方が見えてきます。
広々とした展示室で心静かな時間をお過ごしいただけるように、落ち着いた空間づくりを目指しました。

日常から少し離れて、逍遙の志に触れるべく美しい言葉と書の世界をお楽しみいただければと思います。
展示室
展示室の様子
早稲田大学歴史館にて「墨伝う思い 書を通して知る文人・坪内逍遙」開催中です
2021/02/16No.529
美濃加茂市民ミュージアムで第1期として12月12日~1月11日まで開催していた「墨伝う思い 書を通して知る文人・坪内逍遙」は現在、早稲田大学歴史館で開催中です。
この歴史館の会場風景を360度カメラで撮影した画像が早稲田大学のHP内で紹介されています。
ぜひご覧ください。
展示会場
新収蔵品展「座馬井邨の書と歌」開催中です
2021/02/10No.528
美濃加茂市出身で日展を舞台に活躍した書家・座馬井邨の展覧会を開催しています。
万葉歌など古典和歌を書いた清明で優美なかな書を多く手掛けますが、やがて「読みやすく、親しみやすい書」を心がけて、自作の和歌を調和体に近い書風で表現するようになりました。99歳で亡くなりましたが、亡くなる直前まで制作を続けていました。
展示会場には今年、ご遺族から寄贈いただいた10点を含む21作品を展示しました。特に90代に書いた大作は生命力に満ち、圧巻です。ぜひ会場でご体感いただけたらうれしいです。
展覧会場
澄んだ空
2021/02/09No.527
冬の澄んだ空にそびえる三角屋根の森のタワー

ただいま常設展示室、企画展はコロナ対策をして開催しています。
ご入館時はマスクの着用と手指消毒、検温をお願いしています。
また、ソーシャルディスタンスの確保など感染防止対策にご協力をお願いします。

現在、一部施設の閉館と一部催し物の中止、また貸館業務は休止しています。
詳しくはお知らせ欄をご欄ください。
森のタワー
博物館専門雑誌『ミュゼ』への掲載紹介第2弾!
2021/02/02No.526
『ミュゼ』の今回の特集はコロナ禍での博物館運営。
今年度当館でも二度やむなく臨時休館をしましたが、記事では臨時休館中に文化の森の職員が行っていた
“ 蓄積 ” の仕事を紹介しています。

その内容は、この「森の日記」で、
「休館中ですが『やっています』」と題し、全11回に渡り公開しています。
 (初回は臨時休館中の2020年4月21日に公開)
ぜひご覧ください。
『ミュゼ』に掲載されました
文化の森が雑誌の表紙を飾りました!
2021/01/21No.525
なんと!みのかも文化の森が博物館専門雑誌『ミュゼ』の表紙を飾りました。

当館のような地域の博物館を全国の方に知っていただけることは
うれしい限りです!

今月号の特集はコロナ禍での博物館運営。
内容については数回に分けて改めてご紹介します!
博物館専門誌『ミュゼ』
成人の皆さんは20サイ、文化の森も20サイ。
2021/01/07No.524
成人、おめでとうございます。

今年 成人を迎える皆さんが小学校時代、文化の森で学習をしたときの様子を写真でご紹介しています。
1年生の時に森の中でドングリを拾ったこと、3年生の時に七厘でおもちを焼いたこと、展示室にいるカニサイがなぜここにいるのか分かった6年生の時の学習などなど、文化の森での思い出を振り返っていただきたく、活動の様子写真を展示しています。
あわせて、皆さんから文化の森がいただいたお礼のお手紙も展示中。

同級生の皆さんとぜひ、お立ち寄りください。

●期間:2021年1月7日(木)から1月24日(日)まで

●会場:エントランスホール
   (期間中、場所を移動しレイアウトを変更することがあります。)
20歳おめでとうございます!
展示の様子
新成人のみなさんが小学校時代に文森学習をした時の写真です
みなさんからいただいた当時のお手紙
文化の森オリジナルカレンダー販売中!
2020/12/24No.523
2021年の文化の森オリジナルカレンダーができました!
イラストは絵本作家の高畠純さんです。

ただいま、ミュージアムショップにて150円(税込)で販売しています。

フレームに入れてお部屋に飾ってみてはいかがでしょうか。


現在利用制限を行いながら静かに開館している文化の森ですが、
2つの企画展は感染防止対策をして開催中です。

年内は12/27(日)まで開館、年明けは1/5(火)から開館します。
絵本作家高畠純さんのイラストがかわいい2021カレンダー
冬景色
2020/12/23No.522

先週文化の森にも雪が降り、
まゆの家の屋根や、切り株に、ふわふわの雪がうっすら積もりました。


新型コロナ感染拡大防止のため、現在利用制限を行いながら静かに開館中です。

ご入館の際は、マスクの着用・手指消毒・検温など感染防止対策にご協力をお願いします。
まゆの家
芝生広場にころがる切り株
森のタワー
竹馬を直しています!(最近の学習支援ボランティアの活動から)
2020/12/22No.521
文化の森には、学習をしに来た小中学生や保育園児の学習の安全の見守りや声掛けをする学習支援ボランティアの皆さんがいます。

今年度は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、ボランティアさんたちは子どもたちの学習支援活動をお休みしています。
しかし、「子どもたちの学習をバックアップできる活動をしよう」ということで、昔遊びの道具の直しなどを始めました。

最初は竹馬です。
新しい竹馬は、少し高めに作ってありますので、「竹馬名人だよ!」と自信のある方からどうぞ。
竹の「節」を確認
切りそろえる
「足」をつける
完成!
「声のドラマ」の会による『森の朗読会』(事前収録の上映)を開催しました
2020/12/09No.520
11月22日に「声のドラマ」の会による『森の朗読会』(毎月第3土曜日)を開催しました。
新型コロナウイルス感染防止のため、会場の換気を行いながら、事前収録した朗読を上映しました。

入場前の検温、マスク着用、手指消毒、連絡先登録などの対策をして開催しております。
入場前の検温
会場の様子
ていねいな暮らし講座「秋を染める」を開催しました
2020/12/08No.519
先日開催された、ていねいな暮らし講座「秋を染める」を紹介します。

参加者のみなさんには手順がわかる資料を用意し、今回は柿の皮を使ってTシャツを染めました。
生活体験ボランティアのみなさんと一緒に、お子さまから大人の方まで楽しんでいただけました。

みなさんそれぞれに素敵なTシャツに染め上がりました。
世界に1つだけのTシャツを愛着を持って着ていただけるとうれしいです。
染めている様子
完成!
「フェルトで作ろう」を開催しました
2020/11/26No.518
11月22日

フェルト作家の深谷純子先生にお越しいただいて、ブローチを作る講座を開催しました。

丸の中に線を引いて、図案を決めます。カラフルな色の羊毛を少しづつ取り分けて、
特殊な針でちくちくと刺していきます。

それぞれに愛らしい作品に仕上がりました。
講座の様子
参加者の方の作品
「秋のステンドグラスづくり」を開催しました
2020/11/25No.517
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 色とりどりの「秋」を。
 11月14日「秋のステンドグラスづくり」講座を開催しました。

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みのかも文化の森20周年を記念しての開催です。
みのかも文化の森やみのかも健康の森、美濃加茂市よりももう少し北の方の岐阜県内で集めた葉っぱを使って手作りステンドグラスを作りました。

紅葉する葉の少ない文化の森ですが、まず、カキやアカメガシワ、サクラの仲間などの色のかわった葉を観察し、集めてきた葉っぱを使っての工作です。

好きな形にくりぬいた画用紙に、葉っぱを並べたクリアフォルダーを挟み込み完成です。
光に透かして見ると、とてもきれいな色になります。

一枚一枚の形の違い、同じ黄色や赤、だいだい色でも微妙に色合いが異なり、葉っぱをみているだけでもわくわくする時間でした。

皆さんのお家の近くの木々の葉はどんな色をしていますか?
集めてきたはっぱたち
参加者の方の作品1
参加者の方の作品2
「第65回 美濃加茂市美術展」を開催中です
2020/11/19No.516
ただいま、「第65回 美濃加茂市美術展」を開催中です。
日本画、洋画、彫刻・彫塑・工芸、書、写真の5部門にわたり公募した作品の中から、入選入賞作品を展示しています。

〇会期 11月18日(水)~11月29日(日)
    *会期中の休館日 11/24(火)

〇時間 午前9時~午後5時(最終日のみ午後1時まで)

〇観覧無料

*会場ではマスクの着用と手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保にご協力を
 お願いします。
会場の様子
会場の様子
クリスマス菓子の販売が始まりました!
2020/11/18No.515
今年もミュージアムショップにてクリスマス菓子の販売が始まりました。

市にゆかりのある岐阜県瑞浪市在住のイラストレーター中山尚子(なかやまひさこ)さんが1998年以降、22年間手掛け続けている大手菓子メーカーのクリスマス商品のお菓子です。

今年はミニサイズの「クリスマスブック」も入荷しました!

クリスマスイラストがとってもかわいいパッケージのお菓子たち、
もちろんお味も最高です!

商品がなくなり次第終了しますので、お早めにどうぞ。
ショップの様子
ツリーとクリスマスのお菓子
ミニサイズのクリスマスブック(写真右)
バス停からの小さな旅
2020/11/05No.514
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 みのかも文化の森は20周年!
 あい愛バスも20周年!

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美濃加茂市が毎月発行している「市報」の表紙をめくると最初のページにあるのが
「バス停からの小さな旅」

昨年5月から連載が始まったこのコラムを担当しているのは、文化の森の学芸員たちです。

普段なにげなく通り過ぎてしまっている場所に、実は面白いもの、素敵な風景がたくさんあります。
皆さんにぜひ見て頂きたいおすすめスポットを、
市のコミュニティーバス「あい愛バス」に乗り、バス停から少し歩くことで味わえる「ちょっとした旅」として、ご紹介しています。

あい愛バスに乗ってお出かけしてみませんか?

2020年10月1日から一部路線変更、ダイヤ改正をしていますので、ご確認の上ご利用ください。
市報に連載している「バス停からの小さな旅」
今月号の市報
林武史さんの滞在制作+ワークショップ
2020/09/04No.513
7月の末から、9月に文化の森で企画展を開催する彫刻家の林武史さんが、文化の森のアトリエを拠点に現地制作を始めています。林先生は、太古から続く自然と人の暮らしの原風景をイメージした作品を発表し続ける作家です。今回は「石の記憶、泥の声」というテーマで石の作品と泥土の作品を発表します。

今回制作するのは、展示室内に展示する作品《水田―美濃加茂》です。素手で板の上にどろを塗り、乾かす作業を繰り返します。ブロック状の土の塊を組み合わせて一つの作品にするのです。時にはどろをたたきつけ、時にはいつくしむように撫で、水田の表面を表現していました。泥の山には手と指の跡が生々しく残り、「泥の声」が聞こえてきそうな気配が漂います。どんな作品になるか、本当に楽しみです。

8月22日からは「林武史ワークショップ:月に吠える」も始まりました。これは3回連続のワークショップで、森の中に径6mほどの大きな山を作り上げます。第1回目は山の材料にする日干しレンガ作りをしました。新型コロナウイルスによる延期と中止を経て、やっと開催できたこの日、午前と午後の2回で30人を超えるお客様が参加してくださいました。

泥の山から土を素手でつかんで、カップの中に押し込みます。先生の作品と同じ壁どろ土を使います。独特の匂いを発するので嫌がる子もいましたが、やりだすと大人も子供も皆さん楽しそうに熱中していまた。出来上がったレンガは風通しのよいところに日干しします。干し場への移動が追い付かないほど、たくさんのレンガができました。

この日干しレンガと泥土とを積み上げて山を作るワークショップを9月19日に行います。
ただいま参加者募集中です!ぜひご参加下さい。

林武史さんの滞在制作
日干しレンガ作り 泥をカップに詰めます
たくさんレンガができました 1週間ほど乾かします
「白石加代子さん紹介展」開催中です
2020/08/20No.512
只今みのかも文化の森では、第18回坪内逍遙大賞受賞者である白石加代子さんを紹介するミニ展示を開催しています。

白石加代子さんは、日本を代表する舞台女優の一人です。
その卓抜な演技力と圧倒的な存在感により国際的にも高い評価を得ています。

今回は、代表作である「百物語」シリーズを中心に、舞台公演のパンフレット、舞台写真、ロンドン公演のポスター、新聞記事など、ご本人などからお借りした貴重な資料を展示しています。

ぜひご来館ください。

会  期  8月18(火)~8月30日(日)
開館時間  午前9時~午後5時
◎入館無料
◎ご入館の際は、マスクの着用と手指消毒をお願いしています


また美濃加茂市中央図書館では、「百物語」シリーズの原作本を紹介しています。
ぜひ図書館にも足をお運びください。
文化の森での展示の様子
中央図書館での展示の様子
【休館中ですが、「やってます」その11】 常設展示室の展示台クリーニング
2020/08/20No.511
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8/1~8/16まで臨時休館していましたが、8/18より通常開館しています。

今回は、休館中にやっていたことをお伝えします。

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休館になってしまったミュージアム、しかし休館中だからこそ、できることもあります!

本来なら毎日開いているはずの、常設展示室の展示台の掃除です。

8月16日、開館時は受付にいるスタッフが、津田左右吉と坪内逍遙のコーナーの板の汚れを取るために消しゴムをかけて、粘着カーペットクリーナーで表面のほこりを取りました。
黒ずんだようなくすんだ色が取れて、板が白くなっていきます。これで資料の見え方も際立つはず・・・

板を戻して資料を基に戻してみると、人物顕彰のガラスケースの空間が全体が明るくなったように見えました。

文化の森へお越しの際は、ぜひ常設展示室をのぞいてみてください。
展示台クリーニングの様子